GG賞を受賞した極上の楽曲に迫る 「ラ・ラ・ランド」監督新作「バビロン」特別映像
2023年1月11日 21:00

「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼルが監督を務めた「バビロン」が、第80回ゴールデングローブ賞で作曲賞(ジャスティン・ハーウィッツ)を受賞したことを記念し、特別映像が披露された。ブラッド・ピットやマーゴット・ロビーらキャストのコメントとともに、本作の音楽制作の裏側に迫っている。

舞台となるのは、ゴールデンエイジ(黄金時代)と呼ばれた1920年代ハリウッド、サイレント映画からトーキー映画へと移り変わる時代。富と名声、野心に彩られた映画業界で夢を叶えようとする男女の運命を描く。
日本時間1月11日に行われた第80回ゴールデングローブ賞授賞式で作曲賞の栄冠に輝いたハーウィッツは、第74回の「ラ・ラ・ランド」に続いての受賞となった。スピーチでは感無量の様子で「若い頃に音楽をやっていこうと思える機会を得たこと、そして両親、通っていたパブリックスクールにもとても感謝しています。僕はそこで音楽の授業を受けていました。世界には才能を持っている多くの人々がいます。ですが、自分に何の才能があるのか分かっている人は多くはありません。このような機会を広げて、大人も子どもも自分が何に向いているのか気づけるチャンスがたくさんあるといいですね」と語った。

特別映像では、チャゼル監督が「1920年代の曲なのに今の時代に負けない、そんな音楽を求めた」とオーダーしたことが明かされ、ハーウィッツは「台本に衝撃を受けてすぐに作曲を始めたよ。当時の楽器を使い、ロックとダンスを加えてみた。最高にワクワクした。“攻めた音楽”は何か追求し続けた。大変だったけど最高の音楽ができた」と自信をにじませている。
「バビロン」は、2月10日から全国公開。
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