「ファーザー」監督による家族の物語 ヒュー・ジャックマン主演「The Son 息子」3月17日公開
2023年1月10日 11:00

「ファーザー」のフロリアン・ゼレール監督最新作「The Son(原題)」が、「The Son 息子」の邦題で、3月17日から公開される。このほど場面写真3枚と、ヒュー・ジャックマン、ゼレール監督のコメントが披露された。
前作「ファーザー」でアカデミー賞2部門を受賞した映像作家、劇作家であるゼレール監督の長編第2作となる本作は、親と子の心の距離を描く、愛と衝撃のヒューマンドラマ。自身の戯曲「Le Fils 息子」を原作とした「ファーザー」に続く家族3部作の第2部だ。主演、製作総指揮のジャックマンをはじめ、ローラ・ダーン、バネッサ・カービー、ゼン・マクグラス、そして前作でアカデミー賞主演男優賞に輝いたアンソニー・ホプキンスという豪華キャストを迎え、先日発表された第80回ゴールデングローブ賞ではヒュー・ジャックマンが主演男優賞(ドラマ部門)にノミネートされた。
優秀な弁護士のピーター(ヒュー・ジャックマン)は新たな家族と幸せな日々を送っていた。そんな時に、前妻と暮らしていた17歳の息子ニコラス(ゼン・マクグラス)が、ピーターのもとに引っ越したいと訴える。ニコラスは心に病を抱え、絶望の淵にいたのだ。ピーターは息子を受け入れ生活を始める。
1月11日(日本時間)にゴールデングローブ賞授賞式、そして1月20日から北米での拡大公開を控え、アカデミー賞ノミネートも期待される本作。ゼレール監督は「この物語を伝えたいという思いがあまりにも強く、他の映画のことは全く頭になかった。『The Son 息子』の登場人物の人生を描きたいと思った主な理由には、心の問題を抱えている人が多くいることがある。そして、この問題には必ずといっていいほど、恥、罪悪感、無知が伴う。しかし、そのような感情やレッテルは、重要な会話の妨げとなってしまう。この映画が、心の病に関する様々な対話のきっかけとなることを期待する」。
そして、ジャックマンは「多くの人々が、自殺、うつ病、不安症の問題に悩んでいる。その原因は、少し話し合っただけで分かるほど単純ではないが、話すことが重要なんだ。話題に出すべきなんだ。『The Son 息子』のような映画は、会話を始める重要なきっかけになると思う。僕は、このテーマをここまで知的に、美しく、そしてはっきりと描き出しているこの作品に参加できて、誇らしい気持ちだ」とコメントを寄せている。
3月17日からTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開。
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