工藤美桜、声の仕事にも意欲 2023年はミュージカル時代劇「まくをおろすな!」が公開【独占オフショットも】
2023年1月7日 09:00
スーパー戦隊と仮面ライダー、両シリーズでヒーローに変身した初の女性キャストとして知られる工藤美桜が、ミュージカル時代劇に挑戦した「まくをおろすな!」が1月20日から公開される。グラビアでも活躍する工藤が、歌って踊る今作の撮影現場で何を感じ取ったのか話を聞いた。
昨年はNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」をはじめ、「特捜9」Season5、「彼女、お借りします」「親愛なる僕へ殺意をこめて」など、ドラマ出演が相次いだ。
「どの現場もスタッフ、キャスとの皆さまの笑顔が印象に残っているなあと感じています。どの現場でもハードスケジュールで大変ななか、皆さんから心から良いものを作ろう! と意気込んで楽しんでいたのが感じ取れたので、私自身も感化されてより頑張れました」
「まくをおろすな!」は、アイドルグループ「ふぉ~ゆ~」の越岡裕貴が映画初主演を飾ったミュージカル時代劇。演劇ユニット「30-DELUX」の舞台「のべつまくなし」「のべつまくなし・改」を大胆にアレンジしたもので、江戸時代に実在した人物や歴史的事件を新解釈で描き出す。
五代将軍・徳川綱吉の時代。“心中コーディネーター”のブン太こと紀伊国屋文左衛門(越岡)は相棒のモン太こと近松門左衛門(工藤)とともに、心中希望のカップルに芝居を打たせることで彼らの命を救っていた。ある日、2人は溜まり場の「どっぐかふぇ」にアルバイトに来た堀部安兵衛が、吉良上野介義央への仇討ちを企てていることを知る。赤穂浪士が江戸に集結する中、ブン太たちは誰の命も落とすことなく仇討ちを成功させるべく策を講じる……。
殺陣のシーンに苦戦を強いられたようだが、「自分自身、不器用なのですぐ落とし込めるわけではなく、事前練習が出来る期間も少なかったので、撮休の日も毎日現場へ行き、撮影中も毎日刀に触ることを意識していました。最初はそこにずっと苦戦していましたが、だんだん自信がついてきて、今では観てほしいと言えるシーンになりました」と胸を張る。
一方で、歌って踊って…という作風だからこそ明確に手ごたえを感じた部分もあったようだ。
「踊りはまだまだ自信はありませんが、歌の面ではたくさんの方からお褒めの言葉をいただけることがあったので、もしまた何かあれば……、その時は全力で取り組ませていただきます(笑)!」
また、主演の越岡の現場での姿勢には感じ入るものがあったようで、「越岡さんご自身もブン太もそうなのですが、すごくリードしてくださった印象がありました。手を差し伸べてくれたからには全力で食らいつこうと、その倍で返していけるように頑張ろうと思わせてくださる方でした」と最敬礼だ。
今年は「映像作品で主演を飾ってみたい」という意欲を燃やしている。そして、「どんな作品でもしっかり皆さんの心に残る人物でいたいです」と話す。さらに、「声のお仕事もしてみたいんです。ナレーションや、好きなアニメーションの語り手など、……、まだまだ挑戦したいことが山ほどあります」と並々ならぬ思いを抱いている。
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