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「非常宣言」リアリティを追求したまさかの撮影方法 飛行機墜落シーンの本編&メイキング公開

2023年1月6日 13:00

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(C)2022 showbox and MAGNUM9 ALL RIGHTS RESERVED. klockworx-asia.com/hijyosengen

韓国映画界のトップスター、ソン・ガンホイ・ビョンホンが共演し、本日1月6日から公開を迎えた航空パニック映画「非常宣言」の本編&メイキング映像が披露された。

画像2(C)2022 showbox and MAGNUM9 ALL RIGHTS RESERVED. klockworx-asia.com/hijyosengen

本作は、飛行機内で発生したウイルステロの恐怖を描いたパニックスリラー。妻を救うため、地上から飛行機テロを解決しようと奔走するベテラン刑事のク・イノを「パラサイト 半地下の家族」などのソン、娘の治療のため、飛行機に乗り合わせた乗客パク・ジェヒョク役を「G.I.ジョー」などハリウッド映画でも活躍するイが演じ、キム・ナムギルチョン・ドヨンイム・シワンらが共演している。

本編映像は、操縦不能になった飛行機が墜落していくシーンを収めている。犯人によってまかれたウイルスに操縦士が感染し、操縦不能となった機体は地上に向かって、旋回しながら急降下していく。機内では、悲鳴が響き渡る中、天井に打ちつけられる乗客たち。機体の高度は下がり続け、着々と地上へと近づいて行く。

画像3(C)2022 showbox and MAGNUM9 ALL RIGHTS RESERVED. klockworx-asia.com/hijyosengen
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その後、本物の飛行機を使ってセットを作り上げたという、墜落シーンの撮影の裏側を収めたメイキングが映し出される。実際の旅客機の機体に回転台を搭載した電動装置を設置し、機体を360度回転させるという韓国映画初の試みで撮影が行われた。さらに、現職のパイロットを招き、セットのディテールを強化。飛行情報を入力するモニターの色味などかなり細かい部分まで実際のモデルを再現している。手持ちカメラによる撮影手法で没入感と臨場感も作り出し、ハン・ジェリム監督は「観客にこれは映画だと思って観てもらうのではなく、本当に飛行機に乗っているような気分になって映画を観てほしかった。それが手持ちカメラを選んだ理由だ」と語っている。

あわせて、本作を鑑賞した映画監督の樋口真嗣のコメントが披露された。

樋口真嗣(映画監督)コメント
すべての映画には神がいる。
宿る神ではなく、裁く神の方だ。
映画の中で生き、映画の中で死ぬ、
映画の中の人間たちを裁く神がいるのだ。
神はいつも気まぐれだ。
我々の願いも祈りもどこ吹く風で
想像もしない結末へといざなう。
そんな神に翻弄される二時間二十一分。
神に祝福されるのか、見放されるのか。
観客の我々も同時に、翻弄されるのだ。

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