「ライオン・キング」超実写とは? キャスト・吹き替え声優まとめ【金曜ロードショーで放送中】

2022年12月30日 21:05


放送枠を25分拡大
放送枠を25分拡大

ウォルト・ディズニーの実写映画「ライオン・キング」が12月30日、日本テレビ系「金曜ロードショー」で、放送枠を25分拡大し本編ノーカットで地上波初放送中です。

この記事では「ライオン・キング」のあらすじや主要キャスト、吹き替え声優、作品鑑賞がもっと面白くなるトリビアなどをご紹介します。

※編集部注:本記事には「ライオン・キング」のネタバレが含まれています。作品を未見の方はご注意ください。

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●目次

[概要]

[あらすじ]

[キャスト(吹き替え声優)]

[超実写とは?]

ジョン・ファブロー監督が明かしたコツ]


[概要]

ディズニー・アニメーション史上最大の世界観客動員数を記録した「ライオン・キング」を、ハイクオリティの最新フルCGで実写化。風に揺れる木々や草の葉、動物の毛の1本1本までリアルに再現し、実写もアニメーションも超える映像クオリティーで世界中を驚かせた。日本でも、興行収入66.7億円の大ヒットを記録したことは記憶に新しい。

監督は、「アイアンマン」シリーズや「ジャングル・ブック」を手掛けたジョン・ファブロー。主題歌はアニメーション版でアカデミー賞歌曲賞を受賞したエルトン・ジョン、作曲は同賞の作曲賞を受賞したハンス・ジマーが担当した。

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【あらすじ】

アフリカの広大なサバンナで、動物たちの王であるライオンのムファサの子として生まれたシンバは、いつか父のような偉大な王になることを夢見ながら成長していく。しかし、ある時、王位を狙う叔父スカーの策略によって父の命を奪われ、シンバ自身もサバンナを追われてしまう。

やがてたどりついた緑豊かなジャングルで、イボイノシシのプンバァとミーアキャットのティモンといった新たな仲間との出会いを得たシンバは、過去を忘れて穏やかに時を過ごし、“自分が生まれてきた意味、使命とは何か”を知っていく。一方、スカーが支配するサバンナは次第に荒れ果て、存続の危機が迫っていた。

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【キャスト(吹き替え声優)】

シンバ:ドナルド・グローバー賀来賢人
スカー:キウェテル・イジョフォー江口洋介
プンバァ:セス・ローゲン佐藤二朗
ティモン:ビリー・アイクナー亜生/ミキ)
ナラ:ビヨンセ・ノウルズ=カーター門山葉子
シンバ(幼少期):JD・マクラリー熊谷俊輝
ナラ(幼少期):シャハディ・ライト・ジョセフ小林星蘭
ムファサ:ジェームズ・アール・ジョーンズ大和田伸也


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[超実写とは?]

今作を語るうえで、「超実写」というワードが登場する。

そもそも、超実写とは何を意味するのか……。簡潔にまとめると、「超ハイクオリティのCGにより、実写もアニメーションも超える“全く新しい映像世界”を創出した」ということ。

メガホンをとったファブロー監督は、既に「ジャングル・ブック」で“動物が人間の少年と一緒にそこに実在している”と観客に錯覚させることに成功している。今作では、そのリアルな映像体験を、さらに一歩推し進める形で製作されていくことになった。

画面に映し出されるもの全てがCGで描かれたものであることに改めて驚きを禁じ得ないが、同時に本作にはセットがあり、撮影クルーはロケハンも行い、編集の仕方も実写映画と同じプロセスを経ている。

製作過程で“バーチャル・スタジオ”を作り、そこで世界観を共有しながら、実写映画さながらの撮影を行っている。アーティスト陣が描いたコンセプトアートを基に、クルー全員がバーチャル・リアリティのヘッドギアを装着して中に入り、バーチャルなセットの中を歩き回りながらロケハンをするのだ。そして実写作品を撮影するのと同様に、照明やカメラアングルを決めていく。

撮りたいショットをセットアップし、いったん編集したものをVFXチームに引き渡して、ビジュアル・エフェクトのパイプラインに進めていく……という手法が採用された。こうした最新鋭のバーチャル・リアリティツールを駆使しながら、アーティスト、技術の専門家、実写撮影のプロ、最先端のアニメーターで構成されたチームによって、実写映画技術と実写のようにリアルなCG映像をブレンドさせることで「超実写」を成立させていったのだ。


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ジョン・ファブロー監督が明かしたコツ]

映画.comでは劇場公開タイミングでの2019年に、ファブロー監督へのインタビューを実施し、リアルな映像を作るコツを聞き出していた。

取材時、ファブロー監督は自身のスマートフォンに保存してある動画を見せながら、「クレーンを使って、VRの空間の中のカメラを移動させたりもしたんだ」と説明してくれた。

ジャングル・ブック」では、主人公モーグリ以外の動物や背景がCGで表現されている。全てCGアニメーションで作られた今作の方が「より状況は難しかった」そうだが、そのなかで目指したゴールは「できるだけリアルにすること、実際にカメラで撮影したと思ってもらえること」だった。

それらを実現するために、あるこだわりがあったという。

「“完璧すぎない”ことが大事だったんだ。アニメーターたちが動物を動かすときは、本物の動物がやること以上の行動はさせないことも大切だ。キャラクターが人間的な表情をしてしまうと、逆に変になるんだよ。最初の頃のテストで表情を感情的にしてみたら、僕たちが違和感を覚えてしまったんだ。『今見ている映像はリアルかもしれない』と、観客にイリュージョンを感じてもらうことに意味があると僕は思っている」

そして、特に重視したのは“一貫性”だったと明かしている。

「いいものができていたのに、1個失敗するとそれだけで説得力がなくなってしまう。観客が見ていてリアルじゃないなと感じてしまうのは、実は重力と物理なんだ。例えば、ライオンがジャンプしたときの重力の移動とか、描くのが難しいんだ。だから、そういうシーンのときは、よく見るとあえてカット割りしているよ。そのまま全部を撮ると、なんか違うなと思われてしまうかもしれないからね」。そう説明してから、「これは秘密だよ」といたずらっぽい笑みを浮かべていた。

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