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ジェームズ・キャメロン監督「ターミネーター」の継続を模索

2022年12月27日 15:00

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画像は「ターミネーター ニュー・フェイト」
画像は「ターミネーター ニュー・フェイト」
(C)2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film

ジェームズ・キャメロン監督が、「ターミネーター」シリーズへの再挑戦を検討していることが明らかになった。

キャメロン監督は、シリーズ第2弾「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」が大ヒット公開中で、複数の続編を準備していることで知られている。

それと並行して、「ターミネーター」シリーズの継続も検討しているとキャメロン監督は言う。同シリーズは、通算6作目となる「ターミネーター ニュー・フェイト」(ティム・ミラー監督)に、シリーズの生みの親であるキャメロン監督がプロデューサーとして久々に参加したものの、不発に終わっている。

キャメロン監督はこのほど、米人気ポッドキャスト「SmartLess」にゲストとして登場。「もしもう1度『ターミネーター』を手がけ、再びリブートするならば……、まだ議論中で、何も決まっていないが……狂った悪いロボットよりも、AIの側面について描きたい」と話している。

なお、「ターミネーター ニュー・フェイト」の興行が芳しくなかった理由について、原因はアーノルド・シュワルツェネッガーの出演を主張した自分自身にあると、キャメロン監督は米Deadlineの取材で明言。その一方で、「ティム(・ミラー監督)はリンダの出演を希望した。リンダのみ、あるいは、アーノルドのみなら映画は成功できたかもしれない。でも、60代のリンダと70代のアーノルドを共演させたことで、それまでの『ターミネーター』とは違ったものになってしまった。親の世代ですらなく、祖父母の世代のための『ターミネーター』になってしまったんだ。これは私たちの近視眼が犯した過ちだ。ここから学べることはあると思う」とも話している。

アバター」シリーズに関しては、「アバター3(仮題)」(24年12月20日)、「アバター4(仮題)」(26年12月18日)、「アバター5(仮題)」(2028年12月22日)と全米公開が決まっている。

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