ブラピ、日本のファンにメッセージ 「バビロン」ワールドプレミアに渡辺直美も特注ドレスで登場
2022年12月19日 14:00
「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼルが監督を務めた「バビロン」のワールドプレミアが現地時間12月15日(現地時間)、米ロサンゼルスのアカデミー映画博物館で行われ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビーら豪華キャストが登壇した。
本作の舞台は、ゴールデンエイジ(黄金時代)と呼ばれた1920年代のハリウッド。サイレント映画からトーキー映画へと移り変わる時代に、富、名声、野心に彩られた映画業界に飛び込んだ男女の運命を描く。
サイレント映画の大物スターを演じたピットは「日本の皆さん、映画をお楽しみに。そして良いクリスマスを!」と最新作の公開を待つ日本のファンへ笑顔でメッセージ。本作でゴールデングローブ賞へのノミネートを果たした新鋭ディエゴ・カルバは「まだ信じられませんが、ブラッドやマーゴットといった素晴らしい共演者たちとのこのレッドカーペットを一緒に歩けるのは幸運だし、光栄です。最初は家族も誰も信じてくれませんでしたが、今は皆興奮して喜んでいます。僕のことを誇りに思ってくれていれば嬉しいですね」と話した。
チャゼル監督は、映画製作を志し、ロサンゼルスに飛び込んだ約15年前から本作の構想を持っていたそうで、「ついに公開できるのが嬉しいし、信じられない気分です。私にとってこれまでで最大のレッドカーペットだから、迷ってしまいそうな気分です(笑)。これまでいくつも映画を作ってきましたが、今回が最大で、最大のキャスト、最大のスケールなので、全てが新しく感じますし、現実とは思えません。特に本企画を実現するためにかかった年月を考えると、やっとお客さんに見てもらうことができて、より嬉しく感じます」と感慨深げだった。
レッドカーペットにはインフルエンサーやセレブらも登場し、日本代表として渡辺直美も参加。劇中でロビー扮するネリーが着用している赤のドレスからインスパイアを受け、オリジナルで制作された特注のラップドレス姿を披露し、「こんなセクシーな赤いドレスは初めて着たかも。THEアメリカ、THEハリウッドという雰囲気に合わせられたかなと思います。ポイントはサイドのヒラヒラです。世界中の人が憧れるハリウッドにしかない空気感、夢のある世界観ですね」と貴重な体験に興奮気味の様子で話していた。
「バビロン」は、23年2月10日に公開。