大泉洋、目黒蓮との別れに寂しさ 目黒も「もっと鍛えていただきたい」と相思相愛
2022年12月1日 21:10

佐藤正午氏の第157回直木賞受賞作を映画化した「月の満ち欠け」の公開前夜祭舞台挨拶が12月1日に都内で行われ、主演の大泉洋をはじめ、共演する有村架純、目黒蓮(Snow Man)、柴咲コウ、廣木隆一監督が出席した。
本作は、「愛する人にもう一度めぐり会いたい」という願いが起こした“奇跡”が紡ぐ、数奇で壮大なラブストーリー。現代を生きる、愛する妻子を亡くした男性・小山内(大泉)と、27年前にある女性と許されざる恋をした男性・三角(目黒)。無関係だった彼らの人生が、“瑠璃”という名の女性の存在で交錯する。

「初めてこの映画の企画をいただいてから何年経ったのかなと思います。台本の話もたくさんしましたし、いよいよ撮影が始まって映画が出来上がって、宣伝活動もさせていただいて」とこれまでの道のりを振り返った大泉は、「映画というのは、子どものような感覚なんです。僕らの手を離れて、ここから皆さんのもとにいくという、うれしさもあるし、どこか寂しさもある」と告白。「宣伝が終わってしまうと、目黒蓮とも会わなくなるのかと思うと、それは寂しい」とちゃめっ気たっぷりに目黒への思いを明かす。

さらに「やっぱりまだまだ目黒蓮をバラエティタレントとして育てたい。本当に育てきれたのかな。でも大きく成長してくれました」と称えると、目黒は「だいぶ育ててもらいました。もっと鍛えていただきたい」とまだまだ師匠に教わりたいと希望した。
すると弾みがついた大泉は「であれば、言いたい」と切り出し、「あれだけ言ったのに、なんで今日、厚底の靴を履いてきたんだ。もともと(身長が)デカいんだから、俺と出る時は厚底を履くなって言ったろ」とクレーム。スタイリストから2つの靴を提示されたという目黒は、「一つは厚底。もう片方は底のない靴。また大泉さんにボヤかれたいなと思って、『こっちで!』と言いました」と笑顔を見せ、大泉は「俺のぼやきがもう、癖になっちゃっているんだろう。俺の悪態がないと生きていけない体になっちゃっている!」とうれしそうに応じていた。

また生まれ変わりがテーマとなる映画にちなみ、「自身の前世はなんだったと思う?」との質問に答える一幕も。
大泉は「昔、ローカル番組で調べたときは、空き缶だった気がする。江原(啓之)さんには、北海道の王様みたいな人だったと言われたこともある」とのこと。「北欧が好き」だという有村は「20歳くらいのときに初めてノルウェーとフィンランドに行った。そのときに、すごく呼吸がしやすかった。24歳になって一人で行ったときも、自分の居場所みたいな感覚がした」と北欧に住んでいたのではと想像。目黒は「牛です」とキッパリと回答し、大泉が「お前、ブレないな!」とツッコミ。目黒は「丑年というのもありますし、シンプルにマイペースなので。動きが遅くて、ノロノロしている感じが牛っぽい。小さいときに家族とご飯を食べていると、僕だけ2時間くらいかけてご飯を食べていた」と幼少期のエピソードを披露した。柴咲は「武士」と打ち明け、大泉が「かっこいいね。刀を使ったアクションも似合いそう」と柴咲の凛々しさに惚れ惚れとしていた。
「月の満ち欠け」は、12月2日全国公開。
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