北村匠海×中川大志「スクロール」本予告完成 「Saucy Dog」による主題歌も初披露
2022年11月28日 08:00

北村匠海と中川大志が主演し、松岡茉優と古川琴音が共演する「スクロール」の本予告が披露された。映像には、ロックバンド「Saucy Dog」による書き下ろし主題歌「怪物たちよ」が使用されている。あわせて、メインキャストの4人を1枚に収めた新ビジュアルもお披露目された。
本作は、「YOASOBI」の大ヒット曲「ハルジオン」の原作者としても知られる橋爪駿輝氏の同名小説を映画化するもの。鈍色の青春を駆ける若者たちのリアリティ溢れる青春群像劇となり、清水康彦監督が“生きること”“愛すること”をエモーショナルに表現する。撮影監督は、唯一無二の映像美で魅せる川上智之が担当した。北村が“僕”役、中川がユウスケ役を務め、松岡が菜穂役、古川が“私”役を演じる。
予告編は、北村演じる“僕”の「この社会で夢など見てはいけない」というセリフから始まる。上司のパワハラに耐えながら“消えてしまいたい”と思い詰める“僕”。何事も“楽しければいい”と刹那的に生きるユウスケ。結婚こそ全てと信じ“幸せ”が欲しいと願う菜穂。何者にもなれず“特別になりたい”と願う“私”。映像では、4人がそれぞれに悩み、葛藤する姿が映し出される。そして、突然訪れた友達の死をきっかけに、ユウスケと“僕”の物語が一気に動き始める。

主題歌「怪物たちよ」を手掛けた「Saucy Dog」のボーカル・石原慎也は、「現代社会にフォーカスを当てた作品で、これは俺の物語か?と錯覚するほど広く誰にでも当てはまり心に突き刺してくれる映画だと感じました」と語り、楽曲について「今までになくかなり攻めた歌詞で、スクロールに寄り添う音楽になったんじゃないか」とコメント。熱いメッセージが込められた歌詞と石原の歌声が疾走感溢れるシーンとシンクロし、エモーショナルに物語を彩る。
「スクロール」は、2023年2月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほかで全国公開。「Saucy Dog」の石原のコメント全文は以下の通り。
現代社会にフォーカスを当てた作品で、これは俺の物語か?と錯覚するほど広く誰にでも当てはまり心に突き刺してくれる映画だと感じました。
物語は印象的なプロローグから始まります。
書き下ろしをさせて頂きました新曲「怪物たちよ」も今までになくかなり攻めた歌詞で、スクロールに寄り添う音楽になったんじゃないかとメンバー3人とも気に入ってる曲です。
(C)橋爪駿輝/講談社 (C)2023映画「スクロール」製作委員会
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