“経済的に正しい”ロボットプロジェクト「ブルバスター」23年にTVアニメ化　千葉翔也、瀬戸麻沙美ら出演

同作は、北九州・龍眼島に所在する害獣駆除を請け負う零細企業・波止工業が、「巨獣」と呼ばれる謎の生物を駆除すべく、ロボットの燃料費やパイロットの人件費といった諸問題に悩まされながらも、理想と現実の狭間で戦っていく姿を描く。“経済的に正しい”ロボットヒーロープロジェクトとして、中尾、窪之内、高島雄哉、出雲重機らが映像化を目指してスタートし、同人誌即売会でのコンセプトブック販売を経て小説化（既刊2巻）。物語の舞台である北九州市とのコラボレーションも行っている。

新型ロボット・ブルバスターの開発者で、蟹江技研から出向してきたパイロット兼インストラクターの沖野鉄郎を千葉、波止工業の社員で操縦において抜群のセンスを見せるパイロットの二階堂アル美を瀬戸、正義感の強い好漢だが、家庭を放置しがちな波止工業社長の田島鋼二を三木が演じる。また、事務を担当する、会社の癒やし的存在の白金みゆき役を高田憂希、まじめで融通がきかない経理担当の片岡金太郎役を魚建、経験豊富だが最新鋭のブルバスターの操縦は苦手なパイロットの武藤銀之助役を楠大典が務める。

アニメ版スタッフは、「HERO MASK」を手がけた青木弘安（監督・シリーズ構成）と片桐貴悠（キャラクターデザイン・総作画監督）が再タッグ。アニメーション制作は「幼女戦記」のNUTが担当する。

ティザービジュアルでは、「KEEP IT SAFE（今日も一日、ご安全に）」という作業現場のあいさつとともに、上段に力強くこちらを見つめる田島が、下段に波止工業の社員たちの後ろ姿が描かれている。

YouTubeの「KADOKAWA Anime Channel」では、アニメ版キャストによる録り下ろしオーディオドラマ「激録！波止工業24時」全8話を配信中。脚本は、原作者・中尾浩之による書き下ろしで、波止工業の日常を描く内容となっている。

11月27日には、3年ぶりに「北九州ポップカルチャーフェスティバル」に同作が参加。西日本総合展示場新館メインステージで午後3時35分から、原作の中尾と青木監督に加え、キャストの千葉、瀬戸、高田が登壇。トークショーとミニ朗読劇を行う。

以下に原作関係者、スタッフからのコメントを掲載する。