【親子インタビュー】世界終末×クリスマス「サイレント・ナイト」 監督が実の息子をキャストに起用した理由は?
2022年11月17日 09:00

あらゆる生物を死滅させる謎の猛毒ガスが充満した世界を舞台に、“地球最後のクリスマスイブ”を過ごす家族の姿を描く「サイレント・ナイト」。メガホンをとったカミラ・グリフィン監督は、重要な役どころで実の息子であるローマン・グリフィン・デイビスを起用している。「ジョジョ・ラビット」で一躍注目を集め、現在15歳になったローマンと、グリフィン監督の親子に、本作の話を聞いた。

クリスマスイブのディナーパーティー。ネル(キーラ・ナイトレイ)とサイモン(マシュー・グード)、息子のアート(ローマン・グリフィン・デイビス)たち家族のもとに、親友たちが次々と集まってくる。しかし、今年はいつものクリスマスとは違っていた。あらゆる生物を死滅させる謎の猛毒ガスが地球全土を席巻し、明日にもイギリスに到達するのだ。大人たちはパーティーを満喫した後、政府が配布した“EXITピル”という自殺用の薬を飲み、共に“尊厳ある死”を迎えるという協定を結んでいた。
「ジョジョ・ラビット」のときから身長が高くなり、声もぐっと低くなったデイビス。母であるグリフィン監督とはとても仲が良い様子で、監督好みの映画を一緒に家で見ていることも話してくれた。ちなみに、劇中のアートには双子の弟がいる設定で、この弟2人もデイビスの実の双子の弟である。

そういう経緯もあってローマンをイメージして映画を作りましたが、一応テープは作りました。ほかのスタッフたちに見せて、やっぱり彼はできるねと言ってもらえたんです。家族だから贔屓していると批判されたこともあるんです。でも、そうではありません。彼は素晴らしい俳優ですし、たまたま自分の息子だった。家族として一緒に仕事ができることは嬉しいですし、今回は内容がデリケートなので、ほかの子どもを使うのが難しいということも事実でした。



「サイレント・ナイト」は、11月18日からグランドシネマサンシャイン池袋ほか全国公開。
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