門脇麦、グルメラブストーリー「ながたんと青と」で料理人役! WOWOW連続ドラマ初主演
2022年11月14日 06:00

門脇麦が、磯谷友紀氏の漫画を映像化する「ながたんと青と いちかの料理帖」で、WOWOWの連続ドラマに初主演することがわかった。門脇が演じるのは、15歳年下の夫と料亭再建に挑む料理人役。あわせて、キャラクタービジュアルと超特報(https://youtu.be/_WuItjNOtho)もお披露目された。
原作は、「逃げるは恥だが役に立つ」「東京タラレバ娘」「やんごとなき一族」などを世に送り出してきた月刊漫画雑誌「Kiss」で連載中の人気漫画(既刊9巻)。戦後間もない1951年の京都を舞台に、年の差夫婦が料亭再建に奮闘するなかで絆を育んでいく“グルメラブストーリー”が展開する。ドラマでは、「サマーフィルムにのって」で長編映画デビューを果たした松本壮史が監督を務める。脚本は、「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」「大江戸もののけ物語」の川崎いづみ(※崎はたつさきが正式表記)をメインライターに、第2回WOWOW新人シナリオ大賞で優秀賞を受賞した弓削勇が執筆する。

門脇が演じるのは、老舗料亭「桑乃木」の長女で、ホテルのレストランで働く34歳の料理人・いち日。“ながたん”と呼ばれる包丁を残して戦死した夫を思いながら、ホテルの料理人として生きていくことを決めていたが、ある事情から経営難に陥った実家の料亭を建て直すため、政略結婚をすることに。しかし、相手は大阪のホテルの御曹司で、19歳の大学生・山口周。しかも初対面のいち日に対して、“青と(青とうがらし)”のようにクールで辛らつな物言いをする人物だった。
女性料理人がまだ珍しかった時代に、前向きに未来を切り開くいち日に扮した門脇は、「私自身、食べること、料理することが大好きで、いつか料理に携わる作品に出演してみたいなとずっと思ってきました」と喜びを語る。「女性がまだ料理人になるのが難しかった戦後直後のお話です。時代の流れと闘ういち日と、周との関係性の中でほぐれていくいち日の気持ちを温かく見守っていただけたら嬉しいです」と期待をあおった。
(C)磯谷友紀/講談社超特報の注目ポイントは、いち日が料亭の娘としてこだわる出汁と、ホテルの料理人として培った洋食の技術を融合した、見た目もおいしい創作料理。「ラーゲリより愛を込めて」「レジェンド&バタフライ」など、さまざまな時代劇で衣装を手がけるスタイリスト・大塚満による、いち日の和装を中心とした華やかな装いも見どころだ。映像では、田辺玄、Rachel Abstractによる音楽も披露されている。
「ながたんと青と いちかの料理帖」(全10話)は23年春、WOWOWプライム・WOWOW 4Kで放送(第1話は無料放送)、WOWOWオンデマンドで配信される。門脇のコメント(全文)は以下の通り。
私自身、食べること、料理することが大好きで、いつか料理に携わる作品に出演してみたいなとずっと思ってきました。お話をいただいて、原作を読ませていただき、とにかくご飯が温かく美味しそうで。そして人間模様も繊細で温かくて。なんて素敵なんだろうと。演じていても毎日心がほかほかでした。女性がまだ料理人になるのが難しかった戦後直後のお話です。時代の流れと闘ういち日と、周との関係性の中でほぐれていくいち日の気持ちを温かく見守っていただけたら嬉しいです。そして皆様にも優しい気持ちが届けば、これ以上に嬉しいことはありません。
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