「コーダ あいのうた」エミリア・ジョーンズ、新作「Winner」に主演
2022年11月3日 16:30
アカデミー賞3冠「コーダ あいのうた」で注目を集めたエミリア・ジョーンズが、自伝映画「Winner(原題)」に主演することがわかった。「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」の脚本家スザンナ・フォーゲルが監督を務める。
本作は、2016年の米大統領選にロシアが介入したことを示す政府の機密報告書をメディアにリークし、5年6カ月の有罪判決を受けたリアリティ・ウィナーを描く。米Deadlineによれば、映画はテキサス出身の変わり者だが優秀な理想主義者のウィナー(ジョーンズ)が、米空軍で国家安全保障局の契約社員として働くうちに自身の倫理観が試されていく、内部告発もののサスペンスにダークコメディの要素が加わった作品になるようだ。
ウィナーの両親役をコニー・ブリットンとザック・ガリフィアナキス、恋人役をダニー・ラミレス、姉役をキャスリン・ニュートンが演じる。監督のフォーゲルと、17年に米ニューヨーカー誌でウィナーの記事を発表したケリー・ハウリーが脚本を共同執筆。アマンダ・フィリップス、フォーゲル、シバニ・ラワット、ジュリー・ゴールドスタインらがプロデュースし、すでに撮影がスタートしている。