ダリオ・アルジェント監督、次回作はイザベル・ユペール主演

Photo by Stefania D'Alessandro/Getty Images Photo by Daniele Venturelli/WireImage/Getty Images

「サスペリア（1977）」「インフェルノ（1980）」などで知られるホラー映画界の巨匠ダリオ・アルジェント監督が、イザベル・ユペールと組む新作を準備していることがわかった。

米Playlistによれば、新作はフランスを代表する名優ユペールが主演する、パリを舞台にした作品になるという。プロットの詳細は明かされていない。

ユペールは、「エル ELLE」（2016）でアカデミー賞主演女優賞にノミネート。「主婦マリーがしたこと」（88）と「沈黙の女 ロウフィールド館の惨劇」（95）でベネチア国際映画祭女優賞を受賞し、「ヴィオレット・ノジエール」（78）と「ピアニスト」（01）でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞している。

アルジェント監督は、「ダリオ・アルジェントのドラキュラ」以来となる約10年ぶりの新作ホラー「Dark Glasses（英題）」が今年、ベルリン国際映画祭で上映された。娘のアーシア・アルジェントが主演する同作は、イタリアを舞台に視覚を失った若い女性が中国人の少年の助けを借りながら殺し屋を追うストーリーで、現在北米で公開されている。