「天間荘の三姉妹」原作の主人公は“のん”をイメージして描かれていた 原作者、監督らが語る唯一無二の魅力
2022年10月12日 15:00

漫画家・高橋ツトム(※「高」の正式表記は、はしごだか)の代表作「スカイハイ」のスピンオフ作品を実写映画化した「天間荘の三姉妹」。10月28日の公開を前に、のんが演じる三姉妹の末っ子・たまえは、高橋が原作を描き上げる際にのんをイメージしていたことがわかった。
天界と地上の間にある街・三ツ瀬で、老舗旅館「天間荘」を切り盛りする若女将の天間のぞみ(大島優子)。妹のかなえ(門脇麦)はイルカのトレーナーで、母親で大女将の恵子(寺島しのぶ)は逃げた夫をいまだに恨んでいる。ある日、謎の女性イズコ(柴咲コウ)が小川たまえ(のん)という少女を連れて天間荘を訪れる。たまえはのぞみとかなえの腹違いの妹で、現世では天涯孤独の身だったが、交通事故で臨死状態に陥ったのだという。イズコはたまえに、現世へ戻って生きるか天界へ旅立つか魂の決断ができるまで天間荘で過ごすよう話す。
のんをたまえにイメージしていた理由について、高橋は「シリアスな題材だからこそ、それを感じさせないのんのキャラクター性が必要だと感じた」と語る。本作のプロデューサー真木太郎は「のんさんとは『この世界の片隅に』『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』でご一緒して、いつか実写でお仕事をしたいと思っていました。最初からたまえはまさにのんさんだなと思いましたが、高橋さんが彼女をイメージして描いたなんて全く知りませんでした」と、理想通りのキャスティングだったことに驚いたという。
北村龍平監督は「のんはどこまでいってもワン&オンリーな存在。比較する人がいない。たまえのキャラクターについては、(脚本の)嶋田さんともたくさん話し合って、一度は少し暗い感じの子になったこともあった。でも、のんちゃんから『たまえはこういう子じゃないと思います』とはっきり意見をくれたんです。彼女の中に圧倒的にぶっとい芯みたいなものが通っているんです」と、のんの魅力を力説している。
「天間荘の三姉妹」は10月28日から公開。
(C)2022 高橋ツトム/集英社/天間荘製作委員会
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