稲垣吾郎、恋愛観を「意外と本能的」「恋愛に対しては無邪気」「そろそろ最後の恋」と赤裸々告白
2022年10月11日 19:35
稲垣吾郎が10月11日、都内で行われた主演作「窓辺にて」の完成報告イベントに共演する中村ゆり、玉城ティナ、オリジナル脚本も担当した今泉力哉監督(「愛がなんだ」)とともに出席。大人のラブストーリーにちなみ、恋愛観を問われると「自然ななりゆきに任せることが基本」と明かし、「意外と本能的」「恋愛に対しては無邪気」「49歳なので、そろそろ最後の恋をね」と赤裸々告白を連発していた。
フリーライターの市川茂巳(稲垣)は、編集者である妻・紗衣(中村)が若手作家と浮気していることに気づいていたが、それを妻に言い出せず、自身の中に芽生えたある感情についても悩んでいた。そんなある日、文学賞の授賞式で出会った高校生作家・久保留亜(玉城)が書いた小説の内容に惹かれ、主人公にモデルがいるのなら会わせてほしいと伝える。
10月24日に開幕する第35回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品されている本作。稲垣と今泉監督の出会いも同映画祭だといい、稲垣は「2018年に阪本順治監督の『半世界』で初めて参加することができ、俳優として感動した」。同年、今泉監督は「愛がなんだ」がコンペティション部門に出品されており、「稲垣さんが自分の映画に触れる機会になるんじゃないかと期待していた」と振り返った。
その後、雑誌の対談などを通じ、両者の距離が縮まった結果、本作の企画が始動。稲垣は「なんで僕の心の内側がこんなに分かるんだろうと不思議に思った」ほど、今泉監督のシナリオに感情移入したそうで、「想像しただけだが、そう感じてもらえたならうれしい」(今泉監督)、「監督は僕のことが好きだったんだと思う」(稲垣)と相思相愛ぶりも披露された。
中村は「対峙したとき、こんなに心でお芝居してくれるんだと感じ、いろんな感情が引き出された」と夫を演じる稲垣との共演を回想。玉城は「ラブストーリーはある程度、予想がつくこともあるが、この作品はそれぞれのキャラクターが、それぞれの気持ちから出てくるセリフをしゃべっている」と魅力を語っていた。
「窓辺にて」は11月4日より全国ロードショー。
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