音尾琢真が秀吉、斎藤工が家康! 木村拓哉が信長演じる「レジェンド&バタフライ」に参戦
2022年10月6日 07:00

木村拓哉が織田信長を演じる「THE LEGEND & BUTTERFLY」(「レジェンド&バタフライ」)に、音尾琢真が豊臣秀吉、斎藤工が徳川家康として出演することがわかった。あわせて、「三英傑」が集結したビジュアルも披露された。
本作は、総製作費20億円を投じる東映70周年記念作品。「コンフィデンスマンJP」シリーズで知られ、2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」が待機する古沢良太が脚本を手がけ、「るろうに剣心」シリーズの大友啓史監督がメガホンをとった。信長と正室・濃姫(別名:帰蝶)の生涯を、いままで描かれることのなかった新たな目線で描き出す。綾瀬はるかが濃姫を演じるほか、伊藤英明、宮沢氷魚、市川染五郎、北大路欣也、中谷美紀が顔をそろえた。
新たに音尾と斎藤の出演が発表され、活躍した年代が近く、歴史的な功績の数々で知られる戦国の「三英傑」のキャストが出揃った。“大うつけ”と揶揄されながらも、“魔王”と呼ばれるほどまでに、天下布武の道をひたすらに突き進んだ信長。農民から織田家の家臣に重用され、一時代を築いた秀吉。幼少期を他家の人質として過ごしながらも、持ち前の才能で後に江戸幕府を開く将軍にまで登りつめた家康。3人の運命が、劇中でどのように絡み合うのか、期待が高まる。
音尾扮する木下藤吉郎(後の秀吉)は、信長とは対照的な、陽の活力に満ちたエネルギッシュな成り上がり者。そんな本作の秀吉像にぴったりだと白羽の矢が立った音尾だが、これまで名だたる俳優たちが演じてきた偉人に挑むことに、最初はプレッシャーを感じていたそう。「現場では特にメイクに力を入れてくださいまして、自分の顔をベースにしながらも新しい秀吉像を作り上げてくれることへの感動と、作品の世界観に安心して入っていける感覚がありました」と、大友組の現場でのメイクへのこだわりを明かす。鼻の特徴的なイボや眉毛など、細部にわたる作りこみで、音尾“秀吉”のビジュアルが完成した。
斎藤が息吹を注いだ家康は、後に秀吉から天下を奪う戦国武将。どっしりとした、懐の深い“柔”の存在感で信長と渡り合える俳優として、斎藤がキャスティングされた。斎藤は、「正対すればするほど、吹き飛ばされそうな感覚がありました」といいながらも、「愉しく“家康”様に臨むことが出来ました」と、撮影を振り返る。ビジュアルは、“目”以外の顔部分に全て特殊メイクが施され、史実には「肥満体形だった」とあることから、体形にまでも手が加えられた仕上がり。撮影が進み、現場が熱を帯びるに従い、家康という人物の捉え方も変化していったという。「奇策の様な私の家康を、木村“信長”様は『ようやく来たか、家康』と、当たり前の様に私の背中を押し、自然にチームに混ぜて下さいました」と明かし、斎藤“家康”独自のキャラクターの完成度に自信を見せた。
木村“信長”の新カットを加えたビジュアルには、信長の力強い眼差し、秀吉のほがらかで親しみやすい表情、家康のしたたかな心の内が見え隠れする、どこか不気味な佇まいが切り取られている。
物語の軸となるのは、尾張の信長と、彼のもとに嫁いできた「マムシの娘」と呼ばれる美濃の濃姫。権威を振りかざし、尊大な態度で濃姫を迎える信長と、男勝りで信長に臆せず反抗する濃姫。敵対する隣国同士の“政略結婚”という最悪の出会いで始まったふたりの夫婦生活は、互いの寝首をかこうと狙う一触即発の毎日だった。そんな水と油の夫婦の前に、強敵・今川義元の大軍が攻めて来る。信長と濃姫は、ともに戦術を練り、激論の末に奇跡的な勝利を収める。この出来事を境に、真っ向から対立していたふたりは次第に強い絆で結ばれ、誰も成し遂げたことのない天下統一という夢に向かっていく。
「THE LEGEND & BUTTERFLY」は、2023年1月27日から全国で公開される。音尾と斎藤のコメント(全文)は、以下の通り。
歴史的にも有名なあの「秀吉」の役を演じることに最初はプレッシャーも感じていましたが、現場では特にメイクに力を入れてくださいまして、自分の顔をベースにしながらも新しい秀吉像を作り上げてくれることへの感動と、作品の世界観に安心して入っていける感覚がありました。どんな細かい所にも手を抜かない、作品を良くするための一丸の姿勢が現場の全員に感じられたのが何よりも士気を上げてくれました。以前にもご一緒した大友監督が東映70周年記念の超大作で、古沢さんの魅力的な脚本と素晴らしいキャスト・スタッフ陣とで一体どのように仕上げるのか、撮影現場にいながらにしてこんなにも早く見たくなった映画は久々です。
“徳川家康”と言うスケールを、どの様に斎藤工如きで向き合うか。
正対すればするほど、吹き飛ばされそうな感覚がありましたが、そこは大友監督の見事な導き、一種の裏技の様な魔法をかけて頂き、全てのスタッフキャスト方のご尽力を頂戴し、愉しく家康様に臨む事が出来ました。
特にビジュアルに纏わる部署の面々には、根気よく寄り添って頂き、頭が下がります。
そしてそんな奇策の様な私の家康を、木村信長様は「ようやく来たか、家康」と、当たり前の様に私の背中を押し、自然にチームに混ぜて下さいました。
現代は何処か乱世とも呼べる時代、そんな現代に置いて、本作の中に力強く美しく生きる人々の選択、真心、生き様は、過ぎ去った過去の様で、これからの未来を照らす光になるのでは無いかと思います。
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