空族「国道20号線 デジタルリマスター版」など4作品「ロードサイド・フィルム・フィスティバル」10月15日開催
2022年10月4日 22:00
「サウダーヂ」の空族が推薦するロードサイド映画の特別上映「ロードサイド・フィルム・フィスティバル<選べ、失え、行け!2022>」が、10月15日から新宿 K’s cinemaで開催される。このほど、空族・富田克也監督によるロードサイドの青春群像「国道20号線 デジタルリマスター版」の予告編が公開された。
“撮りたいものを勝手に撮る”の名をもとに「サウダーヂ」(11)、「バンコクナイツ」(16)、「典座 TENZO」(19)など、常に規格外の作品を世に送り出してきた空族。「国道20号線」は「サウダーヂ」の前夜、2007 年に制作された作品だ。当時、トラック運転手をしていた富田監督が、国道沿いの郊外にパチンコ屋と消費者金融のATMが隣り同士にあることに気づき、そこを行ったり来たりしながら毎日を過ごす若者たちの物語を着想して作られた。国道沿いに立ち並ぶドン・キホーテ、パチンコ屋、ATM は当時の日本のどこの郊外にもみられた光景だった。
予告編が公開された「国道20号線 デジタルリマスター版」は、16ミリをネガから2Kスキャン、5.1ch に整音し直し15年ぶりに鮮やかに生まれ変わった。フィルムの発色を活かしながら、空族が当初想定していた画質により近づけた理想的なデジタルリマスター版だ。
そのほか、今回の特集では、空族が影響を受けたロードサイドの映画を特別上映。名匠・曾根中生がキャリアで一番の自信作と自負した実録青春ドラマ「“BLOW THE NIGHT ! ” 夜をぶっとばせ」、「シド・アンド・ナンシー」を手掛けた鬼才、アレックス・コックスが放つ灼熱のハイウェイアクションムービー「PNDC エル・パトレイロ」 、中国の巨匠、ジャ・ジャンクー監督の長編第3作目となる青春ドラマ「青の稲妻」の3作品を紹介する。
会期中は、空族の富田克也、相澤虎之助ほか「重力の光:祈りの記録篇」も話題の石原海監督によるトークも予定されている。10月15日~28日新宿K’s cinemaにて開催。
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