木村拓哉、“信長役”で「ぎふ信長まつり」のパレード初参加! 縁をつないだ伊藤英明も“貞家役”で参戦
2022年9月28日 16:00
映画「THE LEGEND & BUTTERFLY」で織田信長を演じる木村拓哉が、11月6日に開催される「岐阜市産業・農業祭~ぎふ信長まつり~」の「信長公騎馬武者行列」に参加することがわかった。木村が役衣装でパレードに参加するのは、今回が初となる。あわせて、同作で共演し、岐阜市出身の伊藤英明も参戦することがわかった。
本作は、総製作費20億円を投じる東映70周年記念作品。「コンフィデンスマンJP」シリーズで知られ、2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」が待機する古沢良太が脚本を手がけ、「るろうに剣心」シリーズの大友啓史監督がメガホンをとった。信長と正室・濃姫(別名:帰蝶)の生涯を、いままで描かれることのなかった新たな目線で描き出す。綾瀬はるかが濃姫、伊藤が織田家に嫁いだ濃姫の侍従・福富平太郎貞家(ふくずみへいたろうさだいえ)を演じるほか、宮沢氷魚、市川染五郎、北大路欣也、中谷美紀が顔をそろえた。
「岐阜市産業・農業祭~ぎふ信長まつり~」は、例年10月に開催していた「ぎふ信長まつり」と、11月に開催していた「市農業まつり」を共同開催するもの。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、両まつりは、ともに3年振りの開催となる。
9月28日の午前11時30分から行われた岐阜市長定例記者会見で、木村と伊藤の参加が発表された。柴橋正直市長は、「2009年に開催した第53回信長祭りに、伊藤英明さんが信長役で出演されたご縁から、伊藤英明さんが東映株式会社に当まつりについてご紹介をいただき、今回のご参加に繋がりました」と、経緯を語る。「ぎふ信長まつり」の3年ぶりの開催を、改めて意義のあるものとした上で、「木村拓哉さんと伊藤英明さんに、3年ぶりに開催する『岐阜市産業・農業祭~ぎふ信長まつり~』に参加いただき、華を添えていただけることで、ポストコロナに向けて、かつてないほど魅力のあるお祭りとなり、市民の皆さんにも笑顔で元気になっていただけるものと期待しています」と喜びを語った。
会見には、木村と伊藤からのメッセージが寄せられた。木村は、「信長が“岐阜”と命名し、『天下布武』を掲げて天下統一を志した地で、伝統的なお祭りに参加させていただくことを、心より光栄に思っております」「ご参加いただく皆様と一緒に全力でお祭りを楽しみたいと思っております」と意気込んだ。木村は、6月に行われた本作の企画発表会見で、木村家の家紋と織田家の家紋が全く同じ“織田木瓜”であるという事実を明かしており、「歴史上には数多くの魅力的な人物がいますが、織田信長は特別惹かれる存在でした。撮影現場でも、常に敬意を払いながら全身全霊をもって演じさせていただきました」と、思い入れの深さをのぞかせた。09年に信長として騎馬武者行列に参加し、今回は貞家に扮する伊藤は、「映画の撮影現場で、木村さんが信長を体現されているのを見て、自分の中で“木村信長”が岐阜を練り歩く姿が見たいと思っていました。それが実現して本当に嬉しいです」とコメントを寄せた。
「信長公騎馬武者行列」は、11月6日の午後1時~2時に、金華橋通り(岐阜市文化センター→エールぎふ)で開催(※雨天中止)。行列の近くでの観覧は事前申し込み制の上、応募者多数の場合は抽選となる。さらに映画の公開記念トークイベントが、同日の午後4時30分~5時10分に、岐阜市文化センター1階の催し広場で行われることも決定。木村・伊藤に加え、大友監督も登壇する。トークイベントへの参加は、岐阜市民に限り応募可。両イベントの詳細は、「ぎふ信長まつり」の公式サイト(https://gifunomatsuri.jp/category/news/)で確認できる。
「THE LEGEND & BUTTERFLY」は23年1月27日から全国で公開される。木村と伊藤のコメント(全文)は、以下の通り。
この度、映画「THE LEGEND & BUTTERFLY」で演じさせていただきました「織田信長」役にて、「信長公騎馬武者行列」に参加させていただきます。歴史上には数多くの魅力的な人物がいますが、私にとって織田信長は、特別惹かれる存在でした。撮影現場でも、常に敬意を払いながら全身全霊をもって演じさせていただきました。そんな信長が“岐阜”と命名し、「天下布武」を掲げて天下統一を志した地で、伝統的なお祭りに参加させていただくことを、心より光栄に思っております。私自身、劇中で演じた人物に扮して、このようなイベントに参加するのは初めてなので、お祭りにご参加いただく皆様と一緒に全力でお祭りを楽しみたいと思っております。
「ぎふ信長まつり」、3年ぶりの開催おめでとうございます。映画「THE LEGEND & BUTTERFLY」の撮影現場で、木村さんが信長を体現されているのを見て、自分の中で“木村信長”が岐阜を練り歩く姿が見たいと思っていました。それが実現して本当に嬉しいです。今回は、信長公の正室・濃姫の家臣である福富平太郎貞家として、このお祭りに再び帰ってきます。しかも映画で信長公を演じられている木村拓哉さんや、さらにトークショーでは大友監督ともご一緒できるということで、今からとてもワクワクしています。岐阜出身として、地元の熱気が日本中に伝わるような盛大なお祭りにするお手伝いができればと思いますので、何卒宜しくお願い致します。
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