アルモドバル監督、ケイト・ブランシェット主演「掃除婦のための手引き書」映画化から降板
2022年9月22日 23:00
作家ルシア・ベルリンのベストセラー小説「掃除婦のための手引き書」をオスカー女優のケイト・ブランシェット主演で映画化する新作「A Manual for Cleaning Women(原題)」から、ペドロ・アルモドバル監督が降板したと米Deadlineが報じた。
「オール・アバウト・マイ・マザー」「ペイン・アンド・グローリー」などで知られるスペインの巨匠、アルモドバル監督にとって初の英語長編作品となるはずだったが、この企画を手がける準備が自分にはできていないと判断し離脱を決意したという。アルモドバル監督は「とても苦しい決断だった。ケイトと一緒に仕事するのが長年の夢だった。(本作のプロデュースを手がけるブランシェットの製作会社)ダーティ・フィルムズはこれまでずっと協力的で、わたしはうれしくて舞い上がっていたけれど、残念ながらこの映画を完璧に表現することは自分にはできないと気づいた」と語った。ダーティ・フィルムズはアルモドバル監督の決断を尊重し、将来また別の作品で組めることを願っているとコメントを発表。現在、新たな監督を探しているという。
「掃除婦のための手引き書」は要求のきついさまざまな仕事を抱える女性たちのストーリーを綴った43篇からなる短篇集。新作はブランシェットが主演に加え、ダーティ・フィルムズを通じてパートナーのアンドリュー・アプトン(「ロスト・ストーリー 現代の奇妙な物語」)、ココ・フランチーニ(「林檎とポラロイド」)とともにプロデューサーを務めるほか、ブライアン・オリバー(「1917 命をかけた伝令」「ロケットマン」)とブラッドリー・J・フィッシャー(「サスペリア」)とプロデュースする。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【この最新作を観るべきか?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】本当に放送していいのか…!?不適切報道か否か?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【死を迎える時、どんな最期を選びますか?】“人生の終わり”と“生きる喜び”描く、珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作だった…!
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー