ピーター・ファレリー監督のR指定コメディ、ジョン・シナとザック・エフロンが主演交渉中
2022年9月22日 17:00

Photo by Dia Dipasupil/Getty Images Photo by Dimitrios Kambouris/Getty Images for Tribeca Film Festival
アカデミー賞作品賞を受賞した「グリーンブック」のピーター・ファレリー監督が、R指定コメディとなる新作「Ricky Stanicky(原題)」を2023年1月に撮影する考えを明かした。米Deadlineによれば、ファレリー監督はジョン・シナ、ザック・エフロンと主演交渉中で、契約がまとまればシナがタイトルロールを演じる。
「Ricky Stanicky(原題)」は、ファレリー監督の「ジム・キャリーはMr.ダマー」や弟ボビー・ファレリーと共同監督した「キングピン ストライクへの道」「メリーに首ったけ」「ふたりの男とひとりの女」のようなドタバタコメディになる模様。主人公のリッキー・スタニッキーは、既婚の男たちがやましいことを隠す際、妻に対し言い訳に使う架空の人物をもとにしたキャラクターだ。男たちはリッキーに一度会わせろと妻に責められ、金で雇われたリッキー(シナ)が登場すると皆が彼に夢中になるというプロットのようだ。ジェフ・ブッシェルのオリジナル脚本をブライアン・ジャービスとジム・フリーマンがリライトしており、ファレリー監督とジョン・ジェイコブス、ブッシェルがプロデュースする。
ファレリー監督はシナ起用の理由について、主演ドラマ「ピースメイカー」を見てシナの逞しい体格に反した自虐的なコメディセンスに魅了されたと語っている。エフロンは、9月30日から全米公開されるファレリー監督の新作「The Greatest Beer Run Ever(原題)」にラッセル・クロウと主演している。