米俳優組合、新型コロナウイルスのワクチン接種義務を継続
2022年9月15日 09:00

アメリカの映像製作現場における新型コロナウイルス措置に関する労使協定(Return-to-Work protocols)が9月30日に満期を迎えるため、各労働組合が更新のための条件見直しを行っていると、米Deadlineが報じている。
米俳優組合(SAG)の理事会は、雇用側がワクチン接種を条件にできる現行の協定に関して、見直しを求めないことで合意した。
現行の協定では、雇用側がワクチン接種を義務付けることが可能で、その場合はSAGに通知することが義務付けられている。同団体によると、2022年の上半期にワクチン接種を義務づけた映像作品は全体の25.8%だったという。
なお、この協定は20年9月21日に施行され、定期的に更新さている。過去2年間、ハリウッドの映像製作現場で感染爆発が起きなかったのは、この協定によるところが大きいとみられている。
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