「ミセス・ハリス、パリへ行く」大竹しのぶナレーション入り予告編&ポスター 「とてもかわいらしいお話でワクワク」
2022年9月15日 06:00

ディオールのドレスに魅せられ、パリへと渡る家政婦を描く「ミセス・ハリス、パリへ行く」の予告編(https://youtu.be/1Kkp5zPtw6U)とポスターが披露された。予告編のナレーションは、大竹しのぶが担当している。
本作は、「ポセイドン・アドベンチャー」などで知られる小説家ポール・ギャリコの「ハリスおばさんパリへ行く」を映画化するもの。舞台は、1950年代の英ロンドン。戦争で夫を亡くしたハリスは、働き先で1枚の美しいドレスに出会う。それは、450ポンドもするディオールのドレス。心を奪われた彼女は、ディオールのドレスを買うため、仏パリに行くことを決意する。
ハリス役を「ファントム・スレッド」のレスリー・マンビルが演じ、ディオールの敏腕支配人マダム・コルベール役で「エル ELLE」のイザベル・ユペールが共演。さらに、ジェイソン・アイザックス、ランベール・ウィルソン、リュカ・ブラボー、アルバ・バチスタらが顔を揃える。監督・脚本・プロデュースは「Skin(原題)」のアンソニー・ファビアンが担い、ドレスに恋をする女性の少女のようなときめきを、ファンタジックに描き出す。
(C)2022 FOCUS FEATURES LLC.予告編のナレーションは初めてという大竹は、20代の頃に山田洋次監督に薦められて原作本を読んでいたこともあり、オファーを快諾。夢をあきらめなかった主人公に起きる素敵な奇跡の物語に華を添える。大竹は「とてもかわいらしいお話でページをめくるたびにワクワクしていましたが、スクリーンに広がる物語に同じような感情になり、少女のころに戻ったかのように楽しみました」とコメント。「正直に、一生懸命に生きていれば神様は見ていてくださるんだ、という優しく爽やかな気持ちになる映画」と感想を語った。
映像は、ハリスが家政婦の仕事中に運命のドレスに出会う場面からスタート。パリへ渡ったあともドレスのために奔走するまっすぐな姿が描かれていく。物語の重要なカギとなるディオールの美しいドレスも見どころだ。
「ミセス・ハリス、パリへ行く」は、11月18日から東京・TOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国公開。大竹のコメント全文は以下の通り。
20代のころ、山田洋次監督に薦められて原作本の「ハリスおばさんパリへ行く」を読みました。
とてもかわいらしいお話でページをめくるたびにワクワクしていましたが、スクリーンに広がる物語に同じような感情になり、少女のころに戻ったかのように楽しみました。
慎ましく、ささやかな喜びで生きていた女性がクリスチャン ディオールのドレスに出会ったことで、外の世界に飛び出してゆく姿が大胆でもありチャーミングで。そして周りの人達も優しいんです。本当に胸がキュンとします。
正直に、一生懸命に生きていれば神様は見ていてくださるんだ、という優しく爽やかな気持ちになる映画です。
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