ジュゼッペ・トルナトーレ監督によるドキュメント「モリコーネ 映画が恋した音楽家」1月公開
2022年9月13日 18:00

新型コロナウイルスの影響で公開延期となっていた、音楽家のエンニオ・モリコーネのドキュメンタリーで、ジュゼッペ・トルナトーレが監督した「ENNIO(原題)」が、「モリコーネ 映画が恋した音楽家」の邦題で2023年1月の公開が決定。さらには10月24日から開催される第35回東京国際映画祭<ガラ・セレクション>でも特別上映される。
2020年7月に死去したモリコーネはトルナトーレが監督するほぼすべての映画音楽を手掛けており、本作は、「ニュー・シネマ・パラダイス」はもちろん、「荒野の用心棒」(64)、「アンタッチャブル」(87)、「ヘイトフルエイト」(15)など、45作品にも及ぶ傑作の名場面と、最高の音響環境で再現されたワールドコンサートツアーの演奏で、巨匠の伝説を紐解いていく。
さらに、クエンティン・タランティーノをはじめ、クリント・イーストウッド、ウォン・カーウァイ、オリバー・ストーンら70人以上の監督やプロデューサー、音楽家たちのインタビューが「どうやってエンニオは偉業を成し遂げたのか」その秘密を解き明かす。また、同時にモリコーネのプライベートライフとコメント、初公開となるアーカイブ映像によって、天才音楽家のチャーミングな人間性を浮き彫りにする。

なお、モリコーネ自身が生前から計画をしていたオフィシャル・トリビュート・コンサートが、11月5日と6日の2日間に渡って、東京国際フォーラムで開催されることも決定した。エンニオの次男でもあるアンドレア・モリコーネが指揮を務めるワールド・プレミアコンサートで、モリコーネの珠玉の名曲を、映画の名シーンや秘蔵映像とともにオーケストラが奏でる音楽を楽しめる。詳細は公式HP(https://www.promax.co.jp/morricone/)で告知する。
「モリコーネ 映画が恋した音楽家」は2023年1月TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国順次公開。
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