「ONE PIECE FILM RED」が6週連続V! 新作「HiGH&LOW THE WORST X」が2位、「百花」が5位【国内映画ランキング】
2022年9月13日 16:00
9月10日~11日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。今週は、「ONE PIECE FILM RED」(東映)が、土日2日間で動員35万5000人、興収4億9400万円をあげ、6週連続で1位をキープした。累計成績は動員994万人、興収138億円を突破、「劇場版 呪術廻戦 0」を上回り、歴代興収ランキングで現在14位となっている。
2位には、シリーズ累計動員556万人、興収78億円突破の人気バトルアクションシリーズ「HiGH&LOW」の最新作「HiGH&LOW THE WORST X」(松竹)が初登場。土日2日間で動員10万7000人、興収1億5000万円をあげ、累計成績(完成披露試写会&PREMIUM LIVESHOWライブビューイング回含む)は、動員17万6000人、興収2億6900万円となった。前作に続き、累計発行部数8000万部を誇る不良漫画「クローズ」「WORST」とのクロスオーバー作品となり、主人公・花岡楓士雄役の川村壱馬(THE RAMPAGE)をはじめ、鬼邪高校、鳳仙学園のメインキャストも続投。監督はこれまで同シリーズの脚本・プロデューサーを務めた平沼紀久。
3位には、前週2位で初登場した「ブレット・トレイン」(ソニー)が続き、土日2日間で動員9万9000人、興収1億5200万円を記録。累計では動員54万9000人、興収7億9400万円となっている。
そして、映画プロデューサー・脚本家の川村元気が、自身4作目の小説を長編映画として初監督した「百花」(東宝)が5位にランクイン。記憶を失っていく母と向き合う息子を菅田将暉が、すべてを忘れていく中で様々な時代の記憶を交錯させていく母を原田美枝子が演じる。
既存作品では、6位の「トップガン マーヴェリック」(東和ピクチャーズ)が、累計で動員775万人に迫り、興収123億円を突破した。続く7位の「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」(東宝東和)は、累計で動員400万人、興収60億円間近となっている。また、10位の「キングダム2 遥かなる大地へ」(東宝/ソニー)も、動員350万人、興収50億円に迫る。
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内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
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文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
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