米倉涼子、国際霊柩送還士役を快諾 「エンジェルフライト」アマプラで23年配信
2022年9月13日 06:00
米倉涼子がAmazon Originalドラマ「エンジェルフライト」に主演することがわかった。海外で死去した日本人や、日本で他界した外国人の遺体を母国へ搬送する国際霊柩送還士役に挑む。Amazon Prime Videoで2023年春の配信を予定しており、撮影中の姿をとらえたメイキング画像と米倉のコメントが披露された。
原作は、第10回開高健ノンフィクション賞を受賞した佐々涼子氏による「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」(集英社文庫) 。脚本を担当するのは、「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズや「コンフィデンスマンJP」シリーズ、23年放送予定のNHK大河ドラマ「どうする家康」でも脚本を担当することで注目される古沢良太と、「ドクターX 外科医・大門未知子」シリーズや「緊急取調室」シリーズなどを手掛ける香坂隆史。ドラマオリジナルのエピソードを脚本化し、国境を越えて遺体を遺族の元へ送り届ける国際霊柩送還士の姿を感動的に描く。
米倉が俳優人生で最も短いへアスタイルで挑むのは、国際霊柩送還士でエンジェルハース社の名物社長・伊沢那美役。遺体の送還業務に携わる中、複雑な国際情勢や遺族たちのトラブルに巻き込まれながらも、一刻も早く損傷した遺体を送還し修復を行うために日々戦う役どころだ。人並外れた情の深さと持ち前のパワーで周囲の人々を巻き込みながら、「必ずご遺体とご遺族に最後のお別れをさせてあげる!」という信念を貫き通す。
偶然にも出演オファーを受ける前に原作を読んでいたという米倉は、「原作がとても素晴らしくて、すぐに二度読み返したくらいに感銘を受けました。なので、出演のお話を頂いた時に『是非やらせて頂きたい!』と即答しました」と意気込む。そして「国際霊柩送還士の仕事は、亡くなられた方のご遺体だけではなく、ご遺族も知らなかった故人の秘めた想いも搬送します」と語り、「各話見終わる度にどこか心が温かくなるような、素敵な作品になっていると思います」と見どころを明かした。
公開されたメイキング画像には、エンジェルハース社のユニフォームに身を包む那美の真剣な眼差しのほか、遺体処置を行う緊迫の瞬間が切り取られている。米倉のコメント全文は以下の通り。
原作がとても素晴らしくて、すぐに二度読み返したくらいに感銘を受けました。なので、出演のお話を頂いた時に「是非やらせて頂きたい!」と即答しました。
脚本も大変素晴らしく、エンジェルハースのメンバーのバックグラウンドが細かく描かれていて、涙しながら読んでいます。
国際霊柩送還士の仕事は、亡くなられた方のご遺体だけではなく、ご遺族も知らなかった故人の秘めた想いも搬送します。
エンジェルハースの仲間たちとのユーモラスな掛け合い、そして亡くなられた方と残されたご遺族との絆や愛情の物語など、各話見終わる度にどこか心が温かくなるような、素敵な作品になっていると思います。