ゲームストップ株騒動を描く映画にポール・ダノ、セス・ローゲンら
2022年9月12日 19:00

「ソーシャル・ネットワーク」の原作者として知られるベン・メズリックの新刊「The Antisocial Network(原題)」を映画化する新作「Dumb Money(原題)」に、ポール・ダノ、セス・ローゲン、セバスチャン・スタン、ピート・デビッドソンが出演することがわかった。「クルエラ」「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」のクレイグ・ギレスピーが監督を務める。
今月出版される「The Antisocial Network(原題)」はゲームストップ株騒動を題材にしたノンフィクション。2021年1月に業績が低迷していた米ゲーム小売りチェーンのゲームストップ株に大手ヘッジファンドが空売りを仕掛けたことで、個人投資家たちはSNSで情報共有しながら投資アプリ「ロビンフッド」を用いて大量の買い注文を入れたため株価が高騰し、ヘッジファンドに多額の損失を計上させた。ゲームストップ株は、ソーシャルメディアを介して個人投資家の買いが集まる「ミーム株」の象徴となっている。
米Deadlineによれば、ギレスピー監督の新作「Dumb Money(原題)」は出版前の今年1月に原作の映画化権を獲得したMGMに代わり、ブラック・ベア・ピクチャーズが製作、配給を手がける。レベッカ・アンジェロとローレン・シューカー・ブラムが脚色、テディ・シュワルツマン、アーロン・ライダー、ギレスピーがプロデュースし、10月にクランクインする。
ローゲンとスタンはギレスピーが演出した大ヒットドラマ「パム&トミー」で共演した。また、ダノとローゲンはスティーブン・スピルバーグ監督の半自伝的作品となる新作「The Fabelmans(原題)」で共演しており、11月23日から全米公開される。デビッドソンは現在、ジョー・ペシ、イーディ・ファルコと共演する新ドラマ「Bupkis(原題)」を撮影中。

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