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映像アートの祭典「イメージフォーラム・フェスティバル2022」全ラインナップ決定 マチュー・アマルリックのティーチインも

2022年9月7日 19:00

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各種チケット好評発売中!
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9月16日から開催される映像アートの祭典「イメージフォーラム・フェスティバル2022」の全ラインナップが決定。会期中に30プログラム、121作品、インスタレーション1作品が披露される。

ミゲル・ゴメス新作「ツガチハ日記」
ミゲル・ゴメス新作「ツガチハ日記」

今年で36回目を迎える「イメージフォーラム・フェスティバル」は、商業性にとらわれず先鋭的・実験的な映像作品、話題作を世界中から集めて、映像アートの最新動向を紹介する催しだ。

今年は「アンダーグラウンドを再想像する」と題し、表現の自由が制限されている中国の新世代による映像を紹介する特集「“青年特快”―中国インディペンデント映画の新しい声とヴィジョン」、コロナ下での制限された映画制作状況を逆手に取り、今しか撮れない映像的表現を試みたミゲル・ゴメス(「熱波」、「アラビアン・ナイト」)の新作、1960年代のアンダーグラウンド・カルチャーの洗礼を受けた世界的な現代美術家、田名網敬一の軌跡をたどる特集など、バラエティ豊かなラインナップとなっている。

「シスターズ・ウィズ・トランジスターズ」
「シスターズ・ウィズ・トランジスターズ」
(c)PeggyWeil

また、昨年に引き続き、渋谷のランドマークである展望施設・SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)と連携し、ROOFTOP “LIVE” THEATERを実施。オープニング上映はエレクトロニック・ミュージックにおける偉大な女性のパイオニアたちを映した「シスターズ・ウィズ・トランジスターズ」。「響け!情熱のムリダンガム」「ロアリング・アビス エチオピア初源のサウンド」も上映予定。また、今回上映する音楽家ジョン・ゾーンを追ったドキュメンタリー「ZornIII(2018-2022)」の監督であり、ROOFTOP “LIVE” THEATERで上映する「トラララ」主演のマチュー・アマルリックが来日し、ティーチインが行われる。

音楽家ジョン・ゾーンを追ったドキュメンタリー「ZornIII(2018-2022)」
音楽家ジョン・ゾーンを追ったドキュメンタリー「ZornIII(2018-2022)」

スパイラルホールでの恒例となったライブ演奏つき上映は、蓮沼執太&ユザーンが今年生誕140年となる女性映画作家のパイオニア、ジェルメーヌ・デュラックの「貝殻と僧侶」とコラボレーション。シュルレアリスムの古典的名作に新たな解釈で挑む。

また、日本、中国、香港、台湾、韓国の東アジア地域を対象とした公募部門であり、同地域出身または在住の作家による2020年以降に制作された作品を対象とする「東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション」は過去最大の461作品の応募があり、予備審査を経て、ノミネート作品を決定。9月23日にシアター・イメージフォーラムで行われる授賞式で入賞6作品と観客賞が発表される。

青年特快:中国インディペンデント映画の新しい声とビジョン「失われた/見つけた故郷(97分)」
青年特快:中国インディペンデント映画の新しい声とビジョン「失われた/見つけた故郷(97分)」

また、インスタレーション作品として、映像作家・伊藤隆介による映像とその装置(支持体)について、日常用品や家具と同じ「モノ」として批評するシリーズの新作。本作ではかつての「マルチメディア時代」の主役であった640×480画素のモニターをモチーフに、モノやコトを大量に運ぶ媒体=キャリアの成り立ち、その量(収納や情報、解像度)の不思議さについて考察する「入れ物についての考察 #1~5」が、スパイラルホール ホワイエで9月17~19日に展示される。

上映プログラム(30プログラム、121作品、インスタレーション1作品)は、公式HP(http://www.imageforumfestival.com/2022 )に掲載されている。京都会場、名古屋会場のプログラムについても順次発表される。

田名網敬一「赤い陰影」
田名網敬一「赤い陰影」
▼「イメージフォーラム・フェスティバル2022」東京会場の会期、チケット情報、入場料(消費税込)、
■スパイラルホール 9月17日(土)~19日(月)
一般1,500円/学生800円/イメージフォーラム会員1,200円
※9月17日(土)LIVE上映「貝殻と僧侶」は2,800円均一料金
自由席、整理番号制。各回30分前に会場いたします。
当日販売の他、整理番号月の日時指定鑑賞券をチケットぴあで発売。
https://w.pia.jp/t/imageforumfestival/
当日受付は9月17日(土)は17:00より、18日(土)、19日(日)は10:30より開始します。
■シアター・イメージフォーラム 9月17日(土)~23日(金)
一般1,500円/学生800円/イメージフォーラム会員1,200円
「東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション」6回券4,800円
全席指定。チケットは上映日の3日前よりシアター・イメージフォーラムのオンラインチケット購入サイト、または劇場窓口で販売します。当日受付は各日10:30より行います。
「東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション」6回券はコンペティションのプログラムのみ
にお使いいただけます。座席指定は劇場窓口のみとなります。(上映時の3日前より)
■SHIBUYA SKY(渋谷スカイ) 9月16日(金)、18日(日)、24日(土)、25日(日)
大人(18才以上)当日窓口チケット:2,000円/WEBチケット:1,800円
上映イベント当日のSHIBUYA SKY入場チケット、もしくは年間パスポートで上映映画をご覧いただけます。ご購入について詳しくは下記サイトをご覧ください。
https://www.shibuya-scramble-square.com/sky/rooftop_live_theater/
※シアター・イメージフォーラム、スパイラルホールでの上映にはお使いいただけません。
※ 「WEBチケット」は購入日の4週間先の日付まで販売しています。

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