ジョーダン・ピール監督「NOPE ノープ」続編の可能性について語る

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ジョーダン・ピール監督が大ヒット中の新作SFスリラー「NOPE ノープ」について、続編の可能性を明かした。

「NOPE ノープ」は田舎町の上空に巨大な謎の飛行物体が出現し、牧場を経営する兄妹（ダニエル・カルーヤ＆キキ・パーマー）はその決定的瞬間を撮影しようとするが、やがて近所の遊園地を巻き込む恐ろしい事態が起こる。続編を匂わせる結末ではなかったが、ノーバディ役を演じるマイケル・ブッシュが予告編には登場しているものの映画本編ではカットされており、ファンたちの間でこの謎について議論が盛り上がっている。

予告編の中でパニックに陥り逃げる群衆に逆らってひとり悠然と歩くノーバディ役ついて、ピール監督は米ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューに「確かにあのキャラクターのストーリーはまだ描いていない。不完全燃焼な気持ちを別な言い方で表すと、観客がそのことに気づいてくれてうれしい」とコメント。「こういった謎についての答えはこの先明らかになると思う。僕らはまだ全ての物語を語り尽くしていないから」と語った。

「ゲット・アウト」「アス」で高い評価を受けたピールの長編監督第3作となった「NOPE ノープ」は、全米興収1億ドルを突破している。