山本耕史、「ピノキオ」声優は子どもに内緒も「予告を観て気付いていました」
2022年9月6日 16:00

ディズニーの実写映画版「ピノキオ」のイベントが9月5日、都内で行われ、川原瑛都、山本耕史、妃海風、「とろサーモン」の村田秀亮ら声優陣が登壇した。
ピノキオは、息子を亡くし「もう一度息子に会いたい」と願いながら孤独に暮らすおじいさんゼペットが作った木彫りの人形。ある日、妖精ブルー・フェアリーの魔法によって命を授かったピノキオは「本物の人間の子どもになりたい」と願いを抱くも、純粋無垢で何も知らないピノキオにはあらゆる試練や誘惑が襲い掛かる。

山本が演じるジミニー・クリケットはピノキオの“良心”となり、善悪を教え正しい方向へと導く存在。実際に子どもを持つ父親として、「シンプルなところにほど愛や良心はあるのだけど、中々それに気付けない。そういったことをジミニーが彼なりのアプローチで伝えるのですが、こういう風に子どもたちに伝えてあげると子どもたちも楽しんで聞いてくれるのでないかと、ジミニーから学びました」と語ると同時に、「常にディズニーの作品が我が家ではついています。今日は『アラジン』や、『美女と野獣』も流れていました。実はまだ、ジミニーの声優をやっていることを子どもたちに伝えてないのですが、吹き替え版予告を観て気付いていました(笑)」と家族のエピソードを明かした。
ジミニーに色々なことを教わる立場のピノキオを演じている川原は、俳優の大先輩である山本に「声のお仕事をするとき、表情を使わずに声だけで演技をするコツはなんですか?」と質問。山本は「純粋無垢ですね(笑)。声だけで伝えるのは僕も苦労したしうまくいっているのか今でもわからないのですが、一つ気にしたのは、演じているのは元の俳優さんなのでその方のお芝居を観て、その方の出しそうな声で演じました」と回答した。

ブルー・フェアリー役の妃海は「繊細な映像が美しく、登場人物が実在するような細やかさの表情を見せるので、“夢や魔法”がより身近に感じられるところが実写ならではの魅力だと思います」と実写ならではの本作の魅力を力説。本作で声優に初挑戦した村田は、相方の久保田かずのぶに役柄の説明をしたところ「『それ俺の役やん』って言ってきました(笑)」と告白した。
イベントではその後、4人が名曲「星に願いを」を生歌唱した。「ピノキオ」は9月8日よりディズニープラス独占で日米同時配信。
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