川村壱馬「HiGH&LOW THE WORST X」の推しコンビは? 塩野瑛久は名ゼリフの裏側を語る
2022年8月16日 20:20

「HiGH&LOW THE WORST X」(読み方:「X」=クロス)のシリーズ一気見上映会が、“ハイローの日”である本日8月16日に東京・新宿ピカデリーで開催され、川村壱馬(「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」)、三山凌輝(「BE:FIRST」)、うえきやサトシ、塩野瑛久がサプライズ登壇。シリーズおなじみの「行くぞ、テメェら」の掛け声に続きキャスト陣が姿を見せると、会場は割れんばかりの拍手に包まれた。
「EXILE TRIBE」が展開する「HiGH&LOW」シリーズと、不良漫画の金字塔「クローズ」「WORST」がクロスオーバーした映画「HiGH&LOW THE WORST」。続編となる本作では、花岡楓士雄(川村)が頭をはる鬼邪(おや)高校の前に、天下井公平(三山)と最強の男・須嵜亮(中本悠太/「NCT 127)が率いる瀬ノ門工業高校が立ちはだかる。

会場に集まった観客はこの日、ドラマ「HiGH&LOW THE WORST EPISODE.O」(全6話)と、前作「HiGH&LOW THE WORST」を一気見。ファンの作品愛に感謝を伝えながら、キャスト陣はシリーズを振り返った。川村は、前作で鬼邪高と鳳仙学園が激突した河川敷での戦いに触れ、「あのシーン、けっこう走りました。それで、腿つりましたね」といい、過酷な撮影だったと語る。鬼邪高の“泰・清一派”の清史を演じたうえきやが大きくうなずく一方で、鳳仙学園の“鳳仙四天王”である小田島有剣役の塩野は、「俺は、歩いてた(笑)」とニッコリ。しかし、「予告編を見たら分かると思うんですけど、新作では走ってます」とアピールし、客席を沸かせていた。その後も“大変だった撮影トーク”は盛り上がり、川村は「アクションのなかで1番やばかったシーン」をあげる。
川村「ドラマの最後のアクションシーン、実際は雨が降っていないんですが、降らせているんですよ。足場がもう、沼なのか水なのかよく分からない。一歩踏み出すだけで滑る、みたいな状態でした。映像でもよろけているんですが、あれはガチで、そういうアドリブ感もそのまま使われて、大変でした。ドラマの撮影が6月くらいで、ある程度あったかくなってきている時期ですが、雨のなかで着衣だから、冬場の1番寒いであろう日よりも寒くて、辛かったですね」

そしてトークは、塩野演じる小田島のあの名ゼリフに。「鉄パイプで音を立てて、『まいど、殺し屋鳳仙だす』と言うシーンは、(平沼紀久)監督が追加して下さったシーンです。原作から持ってきたセリフを『小田島に言わせたいんだけど、良いかな?』と言って下さって、小田島風のニュアンスで言いました」と述懐。シリーズのファンで、前作を4、5回は見ているという三山は、「団地のシーンは、どう撮っているんだろうと思ってたんですよ」と、疑問に思っていたそう。「今回出演させて頂いて、『絶対に裏話を聞くぞ』と思っていて。この前、あきくん(塩野)から裏側を教えてもらって、感無量でした」と満足気だったが、「やっぱり知らなくても良かったかも」ともらし、塩野から「なんでだよ(笑)」と突っ込まれていた。


最後に、新作の見どころを問われた川村は、「絶対に絶対に、泰・清。好きです、大好きです」とキッパリ。三山が「あれは涙出そうになりました」と賛同し、川村も「DVDが出ることがあったら、マジで家で1回、ひとりで泣きます」としみじみ語っていた。うえきやは、「泰・清コンビの相方の、(泰志役の)佐藤流司。3年前に出会ってからずっと、『次回があったらどうしよう』『今後どうしよう』と、ずっと話してたんです。でも、出会って2日目で喧嘩しちゃったことがあって。でもそこから、めちゃくちゃ仲良くなって、作品をどう良くしていこうか話して……そういう部分がつまりにつまって、次の『X』で出ていると思います」と自信を見せた。さらに川村は、須嵜・天下井コンビも好きだといい、「抜群に良い役だよね。俺、感動しちゃったもん」「本当にやばいので、覚悟して劇場にお越しください」とメッセージを残した。
「HiGH&LOW THE WORST X」は、9月9日に全国で公開される。

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