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「指輪物語」トールキンが伝えた叙事詩を映画化! A24初の本格ファンタジー「グリーン・ナイト」11月25日公開

2022年8月15日 10:00

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デブ・パテル、アリシア・ビカンダーが共演
デブ・パテル、アリシア・ビカンダーが共演
(C)2021 Green Knight Productions LLC. All Rights Reserved

「指輪物語」の作家J・R・R・トールキンが現代英語に翻訳した、14世紀の作者不明の叙事詩をもとに、デビッド・ロウリー監督(「A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー」)がメガホンをとった物語「The Green Knight(原題)」が、「グリーン・ナイト」の邦題で、11月25日から公開されることがわかった。A24初の本格的なファンタジーである同作には、デブ・パテルアリシア・ビカンダーらが出演している。

主人公は、アーサー王の甥であるサー・ガウェイン。彼は正式な騎士になれず、人々に語る英雄譚も持たぬまま、怠惰な日々を送っていた。そしてクリスマスの日、円卓の騎士たちが集う王の宴に、全身が草木に包まれたような風ぼうをした“緑の騎士”が現れ、恐ろしい首切りゲームを持ちかける。その挑発に乗ったガウェインは、緑の騎士の首をひと振りで斬り落とすが、彼は転がる首を自ら拾い上げると、「1年後に私を探し出し、ひざまずいて、私からの一撃を受けるのだ」と告げて去る。それはガウェインにとって、呪いと厳しい試練の始まりだった。気が触れた盗賊、さまよう巨人、言葉を話すキツネ……生きている者、死んでいる者、そして人間ですらない者たちが次々と現れ、ガウェインの旅路を導いていく。

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本作はロウリー監督が、トールキンが翻訳し広く親しまれてきた叙事詩「サー・ガウェインと緑の騎士」を、幻想的で奇妙な冒険の旅を通して、自身の内面と向き合う若者の成長物語へと大胆に脚色したもの。ガウェインの野望と挫折、愛と欲望を、ファンタジーという舞台装置と、示唆に富んだ魅惑的な映像を駆使して描き出す。海外メディアからの絶賛が相次ぎ、第93回ナショナルボードオブレビューのインディペンデント映画トップ10に選出されている。

未熟でどこか頼りないガウェインが未知の世界へと挑んでゆくさまを魅力的に演じるのは、「LION ライオン 25年目のただいま」のパテル。「リリーのすべて」で第88回アカデミー助演女優賞を受賞したビカンダーが一人二役に挑むほか、ジョエル・エドガートン(「イット・カムズ・アット・ナイト」)、ショーン・ハリス(「ミッション:インポッシブル フォールアウト」)、バリー・コーガン(「THE BATMAN ザ・バットマン」)らが共演した。

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あわせて披露された日本版ポスタービジュアルは、緑の騎士がガウェインを侵食しているような、“光と闇”の二面性をとらえたデザイン。物語の世界観を表した「怪物と戦う者は、みずからも怪物とならぬように心せよ」というコピーは、哲学者フリードリヒ・ニーチェが「善悪の彼岸」で記した言葉だという。場面写真には、ガウェインがアーサー王の宮殿で儀式をする姿や、ゲームから一年が経ち旅立つ瞬間が切り取られている。

グリーン・ナイト」は、11月25日からTOHOシネマズ シャンテほか全国公開。


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