ゲイ差別が横行する異国の地で逮捕!?　「シャイニー・シュリンプス！」続編、波乱の予告

前作「シャイニー・シュリンプス！愉快で愛しい仲間たち」では、歌とダンスが大好きなお騒がせ水球チーム「シャイニー・シュリンプス」の友情や成長が描かれた。続編では、4年に1度の国際大会「ゲイゲームズ」の開催地・東京を目指し、飛行機に乗り込んだ一行が乗り継ぎに失敗し、ゲイ差別が横行する異国の地に降り立つというピンチが発生する。ニコラ・ゴブら前作キャストが再集結し、セドリック・ル・ギャロ監督とマキシム・ゴバール監督が続投。フランスでは4月13日に公開され、シリーズ累計観客動員数は70万人を突破した。

予告編の冒頭では、本作で映画初出演を果たすギガンテの口上に続き、ブリトニー・スピアーズの楽曲「Oops!…I Did It Again」にのせ、セーラームーンコスプレをまとう「シャイニー・シュリンプス」が登場する。シーンは東京行きの飛行機に移り、コーチのマチアス（ゴブ）が、将来有望な選手である新人セリームを紹介。にこやかに現れたセリーム（ビラル・エル・アトレビー）だったが、メンバーからのにぎやかな挨拶に困惑する姿が切り取られている。

やがて、飛行機の乗り継ぎに失敗した「シャイニー・シュリンプス」は、ゲイ差別が横行する異国の地で一晩を過ごすことに。大会に向けてこれ以上のアクシデントは避けたい最年長・ジョエル（ローランド・メノウ）は「外出は控えて」と注意するも、「時間があるなら楽しみたい！」と、街に繰り出すメンバーたち。しかし、メンバー逮捕というまさかの事態が勃発する。謎の美女の助けを借り、同性愛者矯正施設に収容されたメンバーの救出作戦が練られるが、救出のチャンスはたったの10分。施設から逃亡しようと奮闘し、ありのままの自分でいられる世界のために立ち上がる「シャイニー・シュリンプス」の旅が映し出されている。

ポスターには、背中に黄金に輝くエビが描かれたユニフォームに身を包み、同じ方向を見つめるチームメンバーを活写。中心に立つ新メンバー・セリームのみが異なる方向に視線を送っており、彼と個性豊かな面々とのチームワークに注目だ。

「シャイニー・シュリンプス！世界に羽ばたけ」は、10月28日から新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国公開。