イングマール・ベルイマン脚本の愛憎劇 「裏切りのサーカス」監督がTVドラマ化
2022年7月13日 21:00
スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマンが脚本を手がけた「不実の愛、かくも燃え」を、「ぼくのエリ 200歳の少女」「裏切りのサーカス」トーマス・アルフレッドソン監督がスウェーデンの公共放送局SVTでドラマ化することがわかった。米ハリウッド・レポーターが報じた。
原作は、ベルイマンが自身をモデルに脚本を書き上げ、かつて恋仲にあった名女優リブ・ウルマンのメガホンで映像化した不倫ドラマ。家族を持つ女性が夫の親友と情事に溺れるさまとその顛末を描いた愛憎劇だ。2000年にカンヌ国際映画祭に出品された。
アルフレッドソン監督は、「2001年の冬のある日、私はイングマール・ベルイマンに連絡を取り、彼の物語を再解釈できないか尋ねた」と述懐。「彼は当初、 “酔っ払いの思いつき”のようだと言っていたが、話すうちにとても刺激的だがとてもばかばかしいと思ったようだ」と明かした。念願のドラマ化実現が決まり、「これ以上の大仕事に直面したことはないと思うし、姿勢を正して熱心に取り組むことを約束する」と決意を語った。
1話45分、全6話をアルフレッドソン監督がメガホンをとり、ノルウェー人脚本家のサラ・ヨンセンが脚本を担当。STVとデンマークの製作会社ミソフィルムが共同で制作する。
アルフレッドソン監督の新作映画「ギャング・カルテット 世紀の怪盗アンサンブル」は、9月2日全国公開予定。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【この最新作を観るべきか?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】本当に放送していいのか…!?不適切報道か否か?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【死を迎える時、どんな最期を選びますか?】“人生の終わり”と“生きる喜び”描く、珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
開始20分で“涙腺決壊”
【激しく、心を揺さぶる超良作だった…!】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれる!
提供:ディズニー