南沙良×大西流星「この子は邪悪」本予告完成! 主題歌はゲスの極み乙女「悪夢のおまけ」
2022年7月8日 08:00

南沙良が主演し、大西流星(なにわ男子)、桜井ユキ、玉木宏と共演する映画「この子は邪悪」の本ビジュアルと本予告(https://youtu.be/ojpSpXfJgbw)が、このほど披露された。あわせて、バンド「ゲスの極み乙女」が主題歌を担当することが決定。書き下ろし楽曲「悪夢のおまけ」を提供している。
「TSUTAYA CRETORS’ PROGRAM FILM 2017」の準グランプリ作品の映画化。監督は「ノイズ」「町田くんの世界」や、「線は、僕を描く」(10月21日公開)の脚本を担当した片岡翔。世界三大ファンタスティック映画祭の一つ、第42回ポルト国際映画祭のファンタジー部門にて審査員スペシャルメンションを獲得している。
心理療法室を営む窪司朗の娘である花(南)は、かつて一家で交通事故に遭い、司朗は脚に障害が残り、母は植物状態に、妹は顔に火傷を負った。その事故で心に傷を負った花のもとに、自身の母の心神喪失の原因を探る少年・四井純(大西)が訪れる。花は純と次第に心を通わせていくが、ある日突然、司朗が5年間の植物状態から目を覚ました母を連れて家に帰ってくる。司朗は「奇跡が起きた」と久しぶりの家族団らんを喜ぶが、花は「この人、お母さんじゃない――」と違和感を覚える。
本予告は、父・司朗(玉木)が、植物状態から目を覚ました母・繭子(桜井)を連れて帰って来るところから“違和感”が生じていく。嬉しそうな家族の雰囲気に馴染めない花は「お母さんが帰ってきた時、何か違和感があったの」と純に打ち明ける。すると、純は繭子について「あの人、お母さんのふりをしているんじゃない?」と話し、心理療法士の司朗に対しても「退行催眠について調べたんだ。洗脳みたいな事も出来るんじゃないの?」と指摘。さらに、顔に火傷を負ったマスク姿の妹・月に関して「事故の後、月ちゃんの顔をしっかりと見た事ある?」と花に問い質す。母は別人であり、父が催眠を行い、妹は死亡している……? 予想外のストーリー、想定外のラストを期待させる内容となっている。

「ゲスの極み乙女」のボーカル&ギターの川谷絵音は、主題歌「悪夢のおまけ」についてコメント。「ゲスの極み乙女では『泣きながら踊る』をテーマに曲を書いてきましたが、今回は『壊れながら踊る』が根本にあります。それは映画を見ればわかります。『どちらも正しくないとしたら壊すしかなくなる』。歌詞の一節。新しい『ゲスの極み乙女』と『この子は邪悪』、期待してください」と語っている。
「この子は邪悪」は、9月1日から新宿バルト9ほか全国公開。
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