南沙良主演、なにわ男子・大西流星共演「この子は邪悪」 不穏すぎる特報&ビジュアル披露

2022年5月16日 08:00

公開日は9月1日に決定
公開日は9月1日に決定

南沙良が主演し、大西流星(なにわ男子)、桜井ユキ玉木宏と共演する映画「この子は邪悪」の公開日が、9月1日に決定。あわせて、ティザービジュアル、特報(https://youtu.be/sKF-JRnZCe8)がお披露目された。

嘘を愛する女」「哀愁しんでれら」「先生、私の隣に座っていただけませんか?」など、クオリティの高い作品を世に送り出している「TSUTAYA CRETORS’ PROGRAM FILM 2017」の準グランプリ作品の映画化。監督は「ノイズ」「町田くんの世界」や、「線は、僕を描く」(10月21日公開)の脚本を担当した片岡翔。世界三大ファンタスティック映画祭の一つ、第42回ポルト国際映画祭のファンタジー部門にて審査員スペシャルメンションを獲得している。

心理療法室を営む窪司朗の娘である花(南)は、かつて一家で交通事故に遭い、司朗は脚に障害が残り、母は植物状態に、妹は顔に火傷を負った。その事故で心に傷を負った花のもとに、自身の母の心神喪失の原因を探る少年・四井純(大西)が訪れる。花は純と次第に心を通わせていくが、ある日突然、司朗が5年間の植物状態から目を覚ました母を連れて家に帰ってくる。司朗は「奇跡が起きた」と久しぶりの家族団らんを喜ぶが、花は「この人、お母さんじゃない――」と違和感を覚える。

ティザービジュアルは、主人公・花のほかに、少年・純、母・繭子(桜井)、父・司朗(玉木)、顔に火傷を負った花の妹・月が並んでいる。一見、幸せそうに見える家族写真は何故か切り刻まれており、“世にも奇妙な家族の話”というキャッチコピーが、不穏さと危うさを醸し出す。大胆に切断された写真には、無表情の花、笑顔の純と足元のウサギ、対照的な表情が組み合わされた繭子と司朗、マスクの月と手元のぬいぐるみ。“みんなおかしい”というキャッチコピー通り、作品への想像力を掻き立てる細かなギミックが多数盛り込まれている。

特報は、メリーゴーランドに乗る幸せそうな4人の家族が不慮の事故に遭うシーンから始まる。花は心に傷を負ったまま、5年の歳月が流れる。そんなある日、司朗が植物状態から目を覚ました母を連れて家に帰ってくる。「お母さんだよ、目を覚ましたんだ」と嬉しそうに言う父と、母と抱き合う妹を見て、違和感を覚える花。それ以来、父も妹も母もみんなおかしいと感じていた花は「あの人はお母さんじゃなかった」と純に助けを求めることに。純は優しい眼差しで「大丈夫だよ、僕がそばにいるから」と花に寄り添うのだが……ティザービジュアル同様、こちらも不穏な要素が盛りだくさんだ。

この子は邪悪」は、9月1日から新宿バルト9ほか全国公開。なお、映画公開に先駆け、7月8日に小説版が徳間文庫より発売される。

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