新垣結衣「恥ずかしかった」 星野源が歌う映画主題歌に合わせて“おばけ”ポーズ
2022年6月27日 20:06

子どもたちに絶大な人気を博す童話シリーズを実写映画化した「ゴーストブック おばけずかん」の完成披露試写会が6月27日、都内で行われ、城桧吏、柴崎楓雅、サニーマックレンドン、吉村文香、新垣結衣、神木隆之介、山崎貴監督が登壇した。
原作は「おばけずかん」シリーズ(作:斉藤洋/絵:宮本えつよし/講談社刊)。どんな願いも叶えてくれるという「おばけずかん」を手に入れた少年少女が、見知らぬ世界に迷い込み、“おばけ”たちを相手に命がけの試練に挑みながら、出会いと別れ、成長を経験する。
イベントが始まると、星野源が歌う映画主題歌「異世界混合大舞踏会 (feat. おばけ)」がBGMに流れるなか、ステージ上の登壇者たちは思い思いの“おばけ”ポーズを披露。新垣は「恥ずかしかったですね~。皆さん、どうでした?」と駆け付けたファンの反応を気にしている様子だった。

「BALLAD 名もなき恋のうた」以来となる山崎作品への出演で、子どもたちと一緒に不思議な世界を冒険する臨時教員・瑤子先生を演じ「初心に返る気持ち。みんなの一生懸命さとタフさを持ち続けたいなと思った」と子役たちとの共演を振り返った。
現場の待ち時間には、テストを控える子どもたちに「勉強を教えて」と懇願されたといい「でも、全然教えられなくて(笑)。すぐ拒否するのも良くないので、ネットで調べたりしたが、役には立たなかった」と申し訳なさそうな表情。それでも城から「新垣さんは本当の先生みたいに、みんなのことをまとめてくれた。明るく優しい方で、僕のギャグにも新垣さんだけが笑ってくれた」と感謝されると、安どの笑顔を見せた。
完成した作品については、「ファンタジーな世界観は大好きですし、実生活で勇気をもらえるメッセージも込められている。見終わった後、山崎監督に思わず『好き』って」と語ると、山崎監督は「新垣さんが好きって言うから(笑)。で、5秒くらい考えて、ああ、映画のことねって(笑)」と自身の勘違いに照れ笑いだった。

神木は、子どもたちが「おばけずかん」を手に入れるために訪れた古本屋で出会う謎の店主役を演じ、「(子役の頃は)自分が冒険する側だったが、今回、試練を与える側を演じ『時が経ったな』と思った」としみじみ。「やりたいことをまっすぐ、全力でやる気持ちが大事なんだと教えてもらった。純粋に自分も頑張ろうと思えた」と子どもたちの奮闘に背中を押されていた。
「ゴーストブック おばけずかん」は、7月22日より全国東宝系にて公開。星野がこの映画のために書き下ろした主題歌「異世界混合大舞踏会 (feat. おばけ)」には、劇中に登場するおばけたちの声を担当する声優の釘宮理恵、下野紘、杉田智和がコーラスに参加し、「おばけがでるぞ」「うらめしや」といったフレーズが印象的な楽曲に仕上がっている。
(映画.com速報)