山田涼介が二重人格のヒーローに! 新ドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」10月放送

2022年6月27日 21:00


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山田涼介(「Hey! Say! JUMP」)が、フジテレビで10月期に放送されるドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」(毎週水曜・22時~22時54分放送)に主演することがわかった。連続殺人犯を父に持つ二重人格のヒーローを演じる。山田にとって、今作はゴールデン・プライム帯の主演ドラマ15作目。ドラマ放送中の11月には「Hey! Say! JUMP」がデビュー15周年を迎え、メモリアルイヤーの節目に新境地に挑む。

原作は、「ヤングマガジン」(講談社)で2018年5月から19年8月にかけて連載された同名マンガ(原作・井龍一氏、作画・伊藤翔太氏)。19年8月からはWEBコミック配信サイト「コミックDAYS」でも連載され、累計120万部を突破。どんでん返しのストーリー展開が見どころのサスペンスだ。

山田が演じるのは、大学2年生の浦島エイジ。お気楽な大学生に見えるが、“実の父親が連続殺人事件の犯人”で、少年時代はいじめやひどい嫌がらせにあうなど、過酷な人生を歩んできた。“連続殺人鬼の息子”であることをひた隠しにするエイジだったが、彼には愛する女性・雪村京花がいた。彼女と過ごす時間だけは心から笑うことができたが、ある日、父親が起こした殺人事件と酷似した猟奇的殺人が起こる。しかし、エイジにはその殺人事件が起こったとされる期間の記憶が抜け落ちていた。その後、自らが二重人格であることに気付いたエイジは、“もう1人の自分”が犯人なのではという恐怖と不安にかられ、事の真相を突き止めるべく、“自分探しの旅”に出る。

二重人格者という難しい役どころに初挑戦した山田は、「やらせていただくからには、全力で二面性を持った役を演じたい」と意気込む。「こういった役をやりたい方はたくさんいらっしゃると思いますが、それを僕に任せていただけたのはすごく誇りに思いますし、光栄なこと」とコメント。「難しい役だとは思いますが、今持てる全ての力を注ぎ込んで大切に演じたいと思います」と語っている。

総合演出は、「ミステリと言う勿れ」「信長協奏曲」を手掛けた松山博昭氏。「ミステリと言う勿れ」でタッグを組んだ草ヶ谷大輔氏がプロデュースを務め、映画「マスカレード・ホテル」シリーズや「ライアーゲーム」シリーズの岡田道尚が脚本を担当する。

主演の山田、総合演出の松山氏、原作者の井龍氏、作画の伊藤氏のコメント全文は以下の通り。

山田涼介

◆台本を読んだ感想・印象は?

もともと原作を読んでいた作品で、ハードなシーンや描写がたくさんあるので、連続ドラマでどこまで描けるのか、僕はもちろん、原作を読んでいる方もすごく気になる部分ではないのかなと思います。

やらせていただくからには、全力で二面性を持った役を演じたいと思います。

◆役柄についての印象や思い

二重人格の役をやるのは初めてですが、見た目を大きく変えるとかではなく、性格が全く違うキャラクターを演じなければいけないということで、自分の中での芝居プランは持っています。

連続ドラマとして、皆さんにドキドキハラハラしながら僕の役を楽しんで見ていただけたらと思っています。

また、連続殺人鬼の息子というレッテルを貼られて生きている青年なので、まわりと同じように生活をしてはいけないという悩みを背負っています。そんな苦悩や、自らとの葛藤などを押し殺して明るくふるまう青年をうまく演じられたらと思っています。

◆本作への思い

デビュー15周年も、GP帯ドラマの主演作が15作目ということもどちらもありがたいことですが、僕の中ではまだ通過点だと思っています。

あまり数字にはこだわりはありませんが、これまで積み上げてきたものがありますので、その全てが“山田涼介の成長”として見せられる作品になるのではないかと、自分でも楽しみにしています。

今はまだなんとも言えませんが、僕自身、役者をやる人間として、二重人格者という特殊な役を演じるのは役者冥利に尽きます。

こういった役をやりたい方はたくさんいらっしゃると思いますが、それを僕に任せていただけたのはすごく誇りに思いますし、光栄なことですので、役を演じることが自分自身とても楽しみです。難しい役だとは思いますが、今持てる全ての力を注ぎ込んで大切に演じたいと思います。

◆視聴者・ファンへメッセージ

ドキドキハラハラできる1週間の楽しみが皆さんに提供できるのではないかと思っております。

二重人格という役どころになるので、不安な部分もありますが、不安を抱えながらやっていった方がこの役は逆にハマるんじゃないかと思っています。

このドラマをステキなものにすべく、一生懸命演じますので、ぜひ楽しみにしていてください!

【総合演出:松山博昭氏(フジテレビ 第一制作部)】

15年前に起きた連続猟奇殺人事件。その犯人の息子である事実を隠し、明るく振る舞い生きてきた浦島エイジ。時が経ち現在、再び起きる猟奇殺人事件。その犯人は、父の血を継いだ別人格の自分かもしれない。そして、愛する彼女をも殺してしまうかもしれない。

主人公の浦島エイジとその別人格を演じるのは山田涼介氏。表と裏、静と動、黒と白、そして正義と悪。同じ人物であり、同じ人物ではない。今まで見たことのない山田涼介を見せてくれるはずです。

15年前の事件の真相。再び起きた犯行の理由。父の本当の姿。そして別人格の正体。複雑に絡み合い、明らかになる全ての謎と真実。連続ドラマだからこそできる物語、連続ドラマでこそ見たい物語を紡いでいきたいと思っています。

【原作:井龍一氏】

「親愛なる僕へ殺意をこめて」のドラマ化に尽力いただいたすべての方に感謝します! この話を初めて頂いた時は、うれしすぎて思わず、妻とジャンプハイタッチしてしまいました。

この作品の登場人物は裏表のあるキャラクターたちばかりです。それは漫画という表現、演出だからこそ成り立っていた部分もある思います。

今回実写になって、それがどうアップデートされるのか、主人公・浦島エイジを演じてくださる主演の山田涼介さんをはじめ、素晴らしい役者さんたちがどう表現されるのか、今から楽しみで仕方ありません!

タイトルの通り、ヘビーな作品ではありますが、最後までご覧いただければ、その悪意や怖さには理由があり、物語の行く着く“答え”にも必ず納得してもらえると思います。ぜひ、最後までお楽しみ下さい!

【作画:伊藤翔太氏】

なんと「親愛なる僕へ殺意をこめて」がTVドラマ化です! しかも、山田涼介さんに主演をしていただけることに!

“人間の二面性”というのも今作のテーマの1つなので、コミカルもシリアスもたくみに演じることができる山田涼介さんに主人公・浦島エイジを演じていただけるなんて感激です!

素晴らしいスタッフとキャストの皆様によって映像化される「親愛なる僕へ殺意をこめて」が今から楽しみで仕方ありません!!

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