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“アート不感症”に陥った監督がアートの意味を探るドキュメント「アートなんかいらない!」8月公開

2022年6月18日 06:00

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日本におけるアートの意義とは?
日本におけるアートの意義とは?
(C)2021 リタピクチャル

死なない子供、荒川修作」(2010)、「縄文にハマる人々」(18)の山岡信貴監督による最新長編ドキュメンタリー「アートなんかいらない!」が、8月下旬に公開される。

難解さで知られる芸術家の荒川修作を読み解いた前々作と、“人類史に残された最強のミステリー”である縄文文化を探求して全国100カ所に及ぶ旅をまとめた前作が、いずれもスマッシュヒットとなった山岡監督。しかし、荒川や縄文文化に深く接した結果、山岡監督はアート鑑賞に何も感じないという、自称“アート不感症”に陥ってしまっていた。

そして、新型コロナウイルスによるパンデミックで、芸術やエンタテインメントの意味を改めて問わざるを得なくなった社会状況の大きな変化。それにシンクロするかのように、山岡監督は自分がなぜアートを素直に楽しむことができなくなってしまったのか、その理由を探るべく現代日本におけるアートの意味を探る旅を始めることを決意する。

本作は「Session1 惰性の王国」と「Session2 46億年の孤独」の2部構成で、アートの意義を探る「Session1」を体験した目で現実を見つめ直した後、「Session2」でアートの枠組みを超えて人間に本当に必要とされる「アート的なもの」は何なのかを構築し直し、日常を2つの映画で挟み込むことでリアルな世界も映画の中に取り込み、テーマをより深く体感できる仕様となっている。

出演は「瀬戸内国際芸術祭」「越後妻有 大地の芸術祭」の総合ディレクターの北川フラム、「あいちトリエンナーレ2019」芸術監督を務めた津田大介、放送作家でアートプロデューサーの倉本美津留ほか、30人以上のアート関係者が登場する。ナレーションにはパンク歌手で作家の町田康。エンディングテーマはスーパー・ジャンキー・モンキーの「何」。また、「影からの声」というクレジットで美術評論家の椹木野衣がスタッフとして参加している。シアター・イメージフォーラムにて8月下旬公開。

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