「ストレンジャー・シングス」水泳選手の予定だったのは誰? キャストが語るシーズン4の裏話
2022年6月11日 10:00

Netflixのオンラインイベント「Geeked Week(ギークドウィーク)」が6月6日から10日まで開催され、4日目には人気シリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン4のキャストが登壇。裏話や今後の展開のヒントを語った。
シーズン4のVol.1配信後には、5月27日から29日までの3日間で全世界視聴時間合計2億8679万時間を記録し、Netflixシリーズの中で、配信後の初週末として過去最高の数字となった。

シーズン4では、“前シーズンで起きた衝撃の出来事”をきっかけに、おなじみのキャラクターたちは離ればなれになっており、それぞれの土地での物語が描かれていく。シリーズを代表するキャラクターのイレブンは、ホーキンスから慣れない土地カリフォルニアへ引っ越すことに。イレブンを演じるミリー・ボビー・ブラウンは「彼女は普通の学校生活を送ろうと頑張っているけど、いじめられているの。以前まで実験室に閉じ込められていたから、“普通”とはどういうことなのかを理解しようと努めているの」と心情を解説。
今回、イレブンはこれまで仲間を救ってきた“超能力”を失っていることについて「彼女が超能力を使わずに、使いたい衝動と葛藤しているシーンにはワクワクしたわ。だってこれまでは使うことに慣れていたからね。今回、超能力を出せないようにしてくれたことを、(監督の)ダファー兄弟に感謝しているの」とこれまでとの違いを語る。

そんなイレブンと離ればなれになってしまった、ホーキンスに残る恋人マイク役を演じたフィン・ウルフハードは「銃撃のアクションシーンがあったんだけど、リハーサルの日はクレイジーだったよ。終わった時にはみんなアザだらけで“ちゃんと撮れた?”って言いながら床に転がっていたよ(笑)」と秘話を打ち明ける。
シーズン2から登場したマックス役のセイディー・シンクは「みんな住む場所も変わって、色々なことが悪い方向に向かっているの。しかもそこからどんどん酷くなっていくんだけれど……」と、Vol.2 や今後の物語について、さらに不穏な事態が起こることを匂わせる。

スティーブを演じたジョー・キーリーは、シーズン4で“ある謎”を探し求め、水中へダイブするシーンについて「40フィートくらいの大きさの水槽が作られて、撮影はその底の方で行ったんだけど、すごかったよ。これがまさにムービーマジックというやつかと思った」とその規模に驚いたそう。さらに、「シーズン1の前に実は、水泳選手の役だと言われていたんだ。『競泳用水着を着てもらうよ』と言われたから、『オーマイゴッド! 体を鍛えなければ』と思って水泳のレッスンを受けた。だけど、『あのシーンはプールの準備が出来なくてカットになってしまったんだ』と言われてしまった。今になってそれが戻ってきて報われたよ(笑)。嬉しいことだね」と、数年間秘め続けてきた裏話も披露。

そんなスティーブと絆を深めていく、シーズン3から登場したロビンを演じるのは、イーサン・ホークとユマ・サーマンを両親に持つマヤ・ホーク。予想外の事態が次々に巻き起こる本作について、「シーズン4の撮影が始まったとき、冗談で『1シーズンでいいから何も起こらない年にしてもらえない?』って言ってたの。普通の高校ドラマみたいなね。『次のシーズンは何でも起こっていいから、せめて普通の1年を』って(笑)」と、セイディー同様、今後の展開を示唆した。
「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のシーズン4は2部作で配信され、Vol.2は7月1日からNetflixで独占配信。
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