米人気ドラマ「ブラックリスト」から主要キャスト2人が降板
2022年6月10日 13:00

シーズン10への継続が決定したばかりの米人気ドラマ「ブラックリスト」から、アラム役のアミール・アリソンとパク役のローラ・ソーンのメインキャスト2人がシーズン9をもって降板することが明らかになった。米Deadlineが独占で報じている。
「ブラックリスト」は、“犯罪コンシェルジュ”の異名をもつFBIの最重要指名手配犯レイモンド・“レッド”・レディントン(ジェームズ・スペイダー)が、新米捜査官エリザベス・キーン(メーガン・ブーン)を中心とするFBIの極秘捜査班とともに、数々の凶悪犯罪事件を解決していくクライムサスペンス。2013年に米NBCで放送がスタートするや、2年連続で全米ネットワークの視聴率トップを記録するなど絶大な人気を集めている同作だが、シーズン8を最後に主人公エリザベス役のブーンと企画・制作総指揮のジョン・ボーケンキャンプが揃って降板。全米での放送が終了したばかりのシーズン9からは、制作総指揮のジョン・アイゼンドレイスがボーケンキャンプに代わりショーランナーを務めている。
技術オタクのデータ分析官アラム・モジタバイ役で第1シーズンからレギュラーを務めてきたアリソンは、「素晴らしいキャストとスタッフに恵まれ、9年間にわたりこの役を演じられたことを、心から光栄に思っています。でも、幼い頃からの夢だったブロードウェイの舞台に立つチャンスを逃すわけにはいかなかったのです。いつかまた、大好きなこのドラマに戻って来られるようストーリーを工夫してくれただけでなく、僕の旅立ちを全面的にサポートしてくれたスタジオとプロデューサー陣には、本当に感謝しています」と声明で語った。
一方で、シーズン7から暗い過去を抱えたミステリアスなFBI捜査官アリーナ・パク役でレギュラー入りしたソーンも、別の作品に出演するために自ら降板を決意したとのことだ。
「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」「ゴシップガール」「HOMELAND」「GIRLS/ガールズ」といった人気ドラマへのゲスト出演を経て、「ブラックリスト」のアラム役でブレイクしたアリソンは、声明でも触れている通り、アフガン出身の作家カーレド・ホッセイニによるベストセラー小説「君のためなら千回でも」の舞台版で今夏、念願のブロードウェイデビューを果たす。
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