“35歳以下”の映像クリエイター発掘プロジェクト 第2回の審査委員長は今泉力哉
2022年6月10日 12:00

35歳以下を対象とした新世代の映像クリエイター発掘&育成プロジェクト「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」(通称:HU35)の第2回の審査員長に、「愛がなんだ」「街の上で」などで知られる今泉力哉監督の就任が決定した。
Huluが立ち上げた同プロジェクトの応募資格は、35歳以下であること。企画力と熱意があれば、プロ・アマを問わず応募できる。選考で選ばれた5名が実際に自分の企画を映像化し、配信まで約束。複数回の選考を経て選出された5名のファイナリストは、制作費1500万円とプロの映画制作チームのサポートを受けて、自ら監督・脚本を務める作品の制作に挑戦することになる。
完成した5作品は、ファイナリストたちの制作過程に密着したドキュメンタリーとともにHuluで独占配信され、最終審査によってグランプリ作品を決定。グランプリ受賞者には賞金100万円とHuluオリジナル新作を監督・配信する権利が贈られ、さらなる活躍のサポートまで確保される。

第1回は、応募を開始した2021年3月31日からグランプリ授賞式の2022年3月22日まで開催され、審査員長の沖田修一監督、審査員の橋本愛、本谷有希子、シソンヌじろうによる最終審査で老山綾乃さんの「まんたろうのラジオ体操」がグランプリ作品選ばれた。
第2回の応募は本日6月10日からスタートし、審査員は来月7月に発表。今泉監督、第1回ファイナリストらのコメントも披露された。
はじめまして。審査員長を務めます今泉力哉です。映画をつくるのはとっても苦しいです。それと同じくらい完成した映画が誰かに届いた時には喜びがあります。私は自主映画出身で、とある映画祭で賞をいただいた後も、なかなか次回作の制作の機会が得られずに悔しい思いをしてきました。だから次に繋がる機会まで用意されている「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」にはぜひ多くの人に参加してほしいです。特に35歳の人!きっと36歳でこの企画に応募したがっている人もいると思う。その人の分まで、うん。悔しさは絶対に力になるので。ぜひ発掘されちゃってください。そして数年後の私を後悔させてください。他者の未来に関わるので、映画をつくるのと同じくらい、真剣に挑みます。
第1回「HU35」では、多くの魅力的な作品に触れ、心が躍りました。改めまして、ご応募くださいました皆様に感謝申し上げます。このプロジェクトに参加してくださるクリエイターの皆様を始め、ファイナリストの作品を楽しみに待ってくださる方まで、全ての方にHAPPYの輪を広げていきたいと思います。この輪を広げるためには、クリエイターの皆様の企画アイディアと熱意が必要です。ご自分が最高と思う企画をぜひ届けてください。作品に込めた想いに、私たちは全力で寄り添い、同じゴールを目指したいと思います。たくさんのご応募お待ちしております。
今から挑戦したい人、今より飛躍したい人、今でも諦められない人、HU35のスタートラインは全員に等しく引かれていると思います。自分が本当に一番撮りたい作品を一流の人たちに揉まれて撮れるチャンスです、本気は必ず誰かに届きます。
僕は「脱走球児」という作品を作ったのですが、まさか通ると思っていませんでした。頭の片隅にあって、本当は作りたい。けど、無理かもなぁ。だって野球部が逃げるだけだしなぁ。これ面白いのかなぁ。でも俺は好きなんだよなぁ。みたいなものを出してみたら、作れることになったのです。皆さんも思い切って出してみたらいいと思います。あと、本当に新人監督のことを考え寄り添ってくれるので、きっと仲間が増えると思います!
まず…割とバキバキにやられます。「え、やりたいことやらせてもらえるんじゃなかったの?」なんて思いに駆られることもあるでしょう。そのくらい、いい作品を作るためなら妥協を許さないスタッフたちが全力で「自分が考えた作品」に向き合ってくれます。監督だけじゃなく、スタッフや演者全員の良いと思えるものが形になって完成した作品は、間違いなく大きな財産になります。本気で映像を作りたいと思ってる人には絶対にオススメします。頑張ってください!
思い立ったが吉日、勢いが大切だと思います。私自身も勢い(賞金に目が眩み…)だけで応募し、ファイナリストとして未経験にも関わらず映画を撮らせていただきました。あの時の勢いがなければ、きっと映像の世界に足を踏み入れることもなかったです。ぜひ盛大な勢いで応募して、万全なサポート下で勢いのある作品を勢いよく撮ってください!!!
HU35は「これからの人生をかけてやりたいこと」を再確認できた時間でした。色んな方々に背中を押してもらいながら、自分が作りたいと思う1カット、1秒を作るために試行錯誤できた時間はかけがえのない財産です。あの時にみた景色、耳にした沢山の笑い声を思い出す度に「あの一瞬のために、また頑張ろう」と今でも思います。これから挑戦される皆様にとっても、自分の志を信じて一歩進めるきっかけとなる事を願っております。
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