1000作以上を手掛けた世界初の女性監督アリス・ギイの生涯に迫る「映画はアリスから始まった」7月22日公開
2022年5月23日 18:00
クローズアップ、特殊効果、カラー映画、音の同期など、現在の標準的な映画製作技法を次々と生み出し、1000作品以上を手掛けた監督・製作・脚本家、アリス・ギイの生涯と、晩年の謎に迫るドキュメンタリー「映画はアリスから始まった」が7月22日公開される。
“記録するだけの映像は退屈 映画で物語をつくったらどうかしら―?” リュミエール兄弟がシネマトグラフを発明した、映画誕生の年、1895年。 その時すでに、アリス・ギイは映画の“物語る力”に可能性を見出していた。リュミエール兄弟やジョルジュ・メリエスと並ぶ映画のパイオニアであり、ハリウッドの映画製作システムの原型を作り上げた世界初の女性映画監督は、なぜ映画史から忘れ去られていたのか?
本作のナレーションを担当するのはジョディー・フォスター。ベン・キングズレーや、アニエス・バルダ、マーティン・スコセッシら映画界の巨匠、アリス本人と親族らへの膨大なインタビューと緻密なリサーチ、アリス作品のフッテージの数々によってアリス・ギイの功績とその生涯を明らかにする。
7月22日からアップリンク吉祥寺ほか全国順次公開。