トム・クルーズ、約4年ぶりの来日 「トップガン」続編は「生きることを称えるような作品」
2022年5月23日 16:16
米俳優トム・クルーズが5月23日、都内で行われた主演映画「トップガン マーヴェリック」の会見に出席。プロモーションのために3年10カ月ぶり、通算24回目の来日を果たしたクルーズは「戻ってくることができて、とても嬉しいです。ワクワクしています」と笑顔で手を振った。
36年前のヒット作「トップガン」の続編となる本作では、マーヴェリック(クルーズ)が、かつて任務を共にした最高のライバルにして、現在は大将にまで上り詰めたアイスマン(バル・キルマー)直々の特命により、新世代トップガンたちの教官に任命される。
会見にはプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーも出席。クルーズは「ファンの皆さんのために作りました」「生きることを称えるような作品。最初の『トップガン』を見て感じたように、最高だと感じていただけると思う」と本作への思いを明かし、“空撮”の話題になると特に熱く語りだした。
「空撮に対しては、何度も練習をしないといけなかったんです。撮影するために多くの人に学んでもらわないといけなかったので、スタジオの皆さんや俳優にも学んでもらった。レンズが正しくないということにも気づいたので、新しい技術も開発しました。36年もの間、この作品を作りたいと思ったり、引いたりして過ごしてきて、作るためには時間のあるときに自分で空撮の練習もしました」(クルーズ)
さらに、クルーズは「撮影をして、また撮影をして、再撮影の繰り返し。スタジオは理解してくれなくて、私がフィルムを渡さないのでスタジオは僕らが何をしているのか見えていなかった。スタジオからは常に『なぜこのやり方なんだ』と言われていたので、大きなスクリーンを用意して、短く編集した空撮シーンを見せたら、圧倒された様子で『OK、やってください』と言っていました」と振り返った。
また、前作から36年が経ち、どんな努力が今の自分につながっているかを聞かれたクルーズは「特別なことではないですが、とにかく一生懸命仕事をすることです。なぜなら、僕は夢を生きることができる幸いな人間だからです。映画を作り、世界中を旅することができています。そして昔からいろんな国に行って、異なる土地で映画を作ったり、その土地の映画を作ったりして、『ラストサムライ』も特別な体験をした作品でした」と明かす。
ブラッカイマーは「トムはまるでアスリートのようにいつもトレーニングをしています。スタントも自分でやっていますし、それを安全にやり遂げるために最高のコンディションに鍛えているので、日本のトップのサッカー選手のようにトレーニングしています」と努力を惜しまない姿勢を称えていた。
「トップガン マーヴェリック」は、5月27日に日米同時公開。
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