ウクライナ新鋭監督の新作にアレクサンダー・スカルスガルド
2022年5月21日 09:00

長編デビュー作「ザ・トライブ」で世界の映画祭に衝撃を与えたウクライナの新鋭ミロスラブ・スラボシュピツキー監督の新作映画「The Tiger(原題)」に、アレクサンダー・スカルスガルドが主演することがわかった。
実話に基づく同作は、1990年代後半のロシア東部を舞台に、絶滅危惧種のトラを密猟者の魔の手から守るべく、チームを率いて日々パトロールに励む主人公バンジン(スカルスガルド)が、自己防衛で密猟者を殺した一頭のトラを見つけ出し、始末するという任務を託されことで苦悩と葛藤を強いられるさまを描く。
米バラエティによれば、「アメイジング・スパイダーマン2」のグリーンゴブリンことハリー・オズボーン役でブレイクしたデイン・デハーンが現在出演交渉中で、契約が成立すれば、チームの新入りで、若き環境科学者のカンチュガ役を演じることになるという。
ジョン・バリアントによる同名小説をベースに、スラボシュピツキーが脚本と監督を担当。「ブラック・スワン」「ノア 約束の舟」のダーレン・アロノフスキー監督が自身の製作会社プロトゾア・ピクチャーズを通じてプロデュースにあたるほか、ブラッド・ピット率いるプランBとワイルド・バンチが共同で製作を手がける。
2014年の長編監督デビュー作「ザ・トライブ」が、第67回カンヌ国際映画祭の批評家週間グランプリほか世界各国の映画祭で数々の賞に輝き、注目を集めたスラボシュピツキー監督は、「長年温めてきたこの企画を、ついに実現する機会を与えられて本当に嬉しい。しかも、一流のプロデューサーであるダーレン、アレクサンダーとデインという映画界の大スターと一緒に仕事をできるなんて、まるで夢でも見ているかのようですよ」と興奮を隠しきれない様子で語っている。
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