エリザベス女王のドキュメンタリー映画、黒柳徹子らのコメント公開 来日時の貴重写真も
2022年5月12日 10:00

英国君主エリザベス2世初の長編ドキュメンタリー映画「エリザベス 女王陛下の微笑み」を鑑賞した著名人のコメントが公開された。エリザベス女王と交流の機会があったという黒柳徹子、石坂浩二、デヴィ・スカルノが本作を絶賛している。

今年、在位70周年を迎えるエリザベス女王の類まれなる人生と旅路を、女王への深い愛と畏敬の念をもって、詩的に時にポップに描く。「ノッティングヒルの恋人」などで知られるロジャー・ミッシェル監督がメガホンをとった。
今から47年前の1975年5月7日から12日まで、エリザベス女王がフィリップ王配(エディンバラ公フィリップ殿下)とともに初来日した。日英の交流史上、英国元首が訪日したのは初めてで、天皇陛下主催の晩餐会に出席されたほか、9日にはエリザベス女王夫妻が国賓としては初めてオープンカーで東京都内をパレード。12日に名古屋から東京に移動する際、初めて新幹線に乗車するなど、滞在中も精力的な姿で日本中を魅了した。

この来日中に、英国大使館でエリザベス女王と談笑したという黒柳は「即位70年、女王でいらして、こんな機嫌のいい女性は珍しいと思う。間には戦争もあり、ダイアナ妃の離婚とか、どんなにつらいことがあっても、次から次へと仕事をこなし、ユーモアたっぷりに反応なさる96才。笑顔がステキだ。競馬の馬券を買って、当たると現金をうれしそうに受けとる。そのお札の顔は自分だ。ビートルズも出る。国民が女王を敬愛してるのが、よく分かる。面白かった」と本作を絶賛。

来日中のエリザベス女王が、NHKの大河ドラマ「元禄太平記」の収録を見学した際に交流したという石坂は、「ここ一世紀の映像である。一人の女性の記録でもある。来日された折にお会いしてから半世紀近くの時が経つが、威厳に満ちたまなざしを思い出した。在位七十年、これからも神の御加護がありますように。おめでとうございます」と当時を振り返りながらコメント。

さらに、イギリスのアスコット競馬場でエリザベス女王に会ったというスカルノは「在位70周年、プラチナジュビリーに至ったエリザベス女王の、一世紀に近い生涯の中で、歴史の流れが分かり、かつて見れないお姿を拝見する事ができ、その自然な姿に魅了されるドキュメンタリー映画でした」と女王への思いを語った。
新たに場面写真3点、エリザベス女王の来日時の貴重写真もお披露目された。「エリザベス 女王陛下の微笑み」は、6月17日からTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国公開。
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