富と消費を支配する独占的企業が舞台の小説「The Every」ドラマ化決定
2022年5月10日 16:00

「ザ・サークル」の作家デイブ・エガーズによる、ある世界的なECサイトを彷彿させる企業を描くディストピア小説「The Every(原題)」を、米HBOがドラマ化することがわかった。
2021年に出版された「The Every(原題)」は、世界最大のテック企業とECサイトが合併した、富と消費を支配する危険な独占的企業「The Every」を舞台にした作品。元森林警備員で反テクノロジー主義のデラニー・ウェルズは、「The Every」に入社して内部からこの巨大企業を崩壊させようと試みる。
米Deadlineによれば、HBOが同作のドラマ化権を獲得。人気ドラマ「Veep ヴィープ」のレイチェル・アクスラーが脚本を手がけ、1話・30分のコメディシリーズとして制作される。アクスラー、エガーズ、デビッド・マイナーが制作総指揮を務める。
エガーズの「ザ・サークル」は、GoogleとFacebookを掛け合わせたような巨大SNS企業「サークル」を描く作品で、2017年にトム・ハンクス、エマ・ワトソン主演で映画化された。同作は、憧れの「サークル」に転職したメイ(ワトソン)がカリスマ経営者(ハンクス)の目にとまり、カメラを通じて私生活を24時間世界に公開して人気を獲得するが、会社の行き過ぎた監視体制に疑問を持ち始めるというサスペンススリラー。ジェームズ・ポンソルト監督がメガホンをとり、原作者のエガーズと共同で脚本を執筆した。
関連ニュース






「ザ・ザ・コルダのフェニキア計画」あらすじ・概要・評論まとめ ~無駄を優雅に、エレガントに、ゴージャスに作り込む美学の粋~【おすすめの注目映画】
2025年9月18日 08:30
映画.com注目特集をチェック

吉永小百合“ベスト主演映画”TOP5を発表!
【出演123本の中から、1位はどの作品?】そして最新作は、生きる力をくれる“集大成的一作”
提供:キノフィルムズ

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

なんだこのカッコイイ映画は…!?
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

キムズビデオ
【この衝撃作を知ってるか?】“大注目ドキュメンタリー”の魅力を語ってきた!
提供:ラビットハウス、ミュート