木幡竜、初主演作「生きててよかった」で10キロの減量「精神を保つことの方が大変」
2022年5月6日 20:30

映画「生きててよかった」のトーク付き上映イベントが5月5日、都内で行われ、主演の木幡竜をはじめ、三元雅芸、鈴木太一監督、アクション監督の園村健介、園村がアクション監督を務めた「ベイビーわるきゅーれ」から伊澤彩織が登壇。ドラマ「アバランチ」で“最狂の敵”役で注目を集め、本作で映画初主演を務めた木幡が本作の舞台裏を語った。

本作は、年齢と身体の限界を超えてもなお、闘い続けることでしか生きる価値を見出せない元ボクサーを描く。
同イベントでは、本作と「ベイビーわるきゅーれ」がコラボレーションし、共通点の多い2作品についてトークを行った。共にアクション監督として関わっている園村について、木幡は「園村さんのアクションは、キャラクターの心情や物語を表現するようなアクション。言葉の代わりにパンチやキックがあるようなイメージ。まさにアクション“監督”なんです」と太鼓判を押すと、伊澤も「園村さんのアクションの動きには無駄がない。アクションと実際の格闘技の間を捉えるのが天才的」とリスペクト。
2人からの賞賛に赤面の園村は「今は格闘技が広く認知されている時代なので、単にカッコいいだけのものをやると見てもらえない。格闘技を知っている人でも本物のように楽しめるアクションを意識している」とアクション演出でのこだわりを明かした。

元プロボクサーという役柄を演じるにあたり、木幡はマイナス10キロの減量を実行。実際にプロボクサーとして活動した経験があり、「計量のタイミングにあわせて減量する現役時代と比べて、1カ月の撮影期間を通してその体重を保たなければいけないのできつかった。役柄自体が悲壮感のある悶々としている男なので、体力的にというよりはその精神を保つことの方が大変でしたね」と撮影時の心境を告白。


また、格闘技シーンではリアリティを追求するあまり、自らリクエストし実際に殴られる場面もあったという。木幡は「僕らがほしいのは、アクションを見せたときに観客の心に伝わるかどうか。中途半端なアクションのせいでシーンが成立しないのであれば、いっそのこと殴ってくれ!とさえ思う」とその理由を説明した。
「生きててよかった」は、5月13日から新宿武蔵野館ほか全国公開。
(C)2022ハピネットファントム・スタジオ
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

メガロポリス
【映画の“神”が186億円の自腹で製作した狂気の一作】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“体験”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

“生涯ベスト級”の声多数!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス