松山ケンイチ×荻上直子監督「川っぺりムコリッタ」新公開日は9月16日　“おいしい食”と“心をほぐす幸せ”

(C)2021「川っぺりムコリッタ」製作委員会

松山ケンイチが主演し、ムロツヨシ、満島ひかり、吉岡秀隆が共演する荻上直子監督作「川っぺりムコリッタ」が、新型コロナウイルス感染拡大に伴う公開延期を経て、9月16日に公開されることがわかった。あわせて、新ポスタービジュアルが披露された。

「かもめ食堂」「彼らが本気で編むときは、」の荻上監督が、人と人のつながりにある幸せとユーモアを描く完全オリジナルストーリー。荻上ワールドおなじみの“おいしい食”とともにある、ささやかな幸せを感じられる物語となっている。

松山が扮するのは、「ひっそりと暮らしたい」と無一文のような状態で、川べりの古いアパート“ハイツムコリッタ”に引っ越してきた孤独な男・山田。図々しいほど距離感が近い隣の部屋の島田（ムロ）、夫に先立たれた大家の南（満島）、墓石の販売員の溝口（吉岡）といった様々な事情を抱えた住人たちと出会い、山田の心は少しずつほぐされていく。松山、ムロ、満島、吉岡に加えて、江口のりこ、柄本佑、田中美佐子、緒形直人らが顔を揃える。

新たなポスタービジュアルには、夏の青空の下、メインキャストの4人が笑顔で佇む姿が切り取られている。右下には、牛柄のヤギとともに「友達でも家族でもない。でも、孤独ではない。」　というコピーが添えられた。本作は、「かもめ食堂」の舞台となったフィンランドの第10回ヘルシンキ シネアジア映画祭への出品も決定している。