「ファンタビ」最新作、中国では同性愛をほのめかす会話がカット
2022年4月17日 11:00

「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」の中国公開版から、同性愛をほのめかす会話がカットされていることが明らかになった。米ハリウッド・レポーターが報じている。
「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」は、「ハリー・ポッター」の原作者J・K・ローリングが魔法動物学者ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)を主人公にした人気シリーズの第3弾。本作ではジュード・ロウ演じるダンブルドアと、本作からマッツ・ミケルセンに変更となったグリンデルバルドがかつて恋愛関係にあったことが明らかになる。原作者のローリングは2007年のファン向けイベントで、ダンブルドア校長が同性愛者であると発表していたが、映画の中でダンブルドア本人が公言するのは今回が初めて。だが、同作を配給するワーナー・ブラザースは、中国公開を取りつけるため約6秒間のシーンをカットしたという。
米ハリウッド・レポーターからの問い合わせに、ワーナーの広報は声明を発表している。
「スタジオとして、私たちはリリースするすべての映画の整合性を保護することを約束し、それは市場内の様々な要因に敏感に対応するために微妙なカットを行う必要がある状況にも及びます。私たちの願いは、クリエイターによってリリースされた長編映画を世界中で公開することですが、歴史的にローカル市場において小さな編集に直面しています。『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』の場合は6秒のカットが要求され、ワーナーは現地の要求に従うために変更を受け入れましたが、映画の精神はそのまま残っています。私たちは、世界中の観客にこの映画を楽しんでもらいたいと思っており、中国の観客にもたとえ少しの編集があったとしても、同様に楽しむ機会を提供したいと思っています」
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